扶桑化学が続伸、国内有力証券が目標株価を5500円へ引き上げ
扶桑化学工業<4368>が続伸している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が16日付で、投資判断「バイ」を継続し、目標株価を4700円から5500円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、半導体市場の調整で超高純度コロイダルシリカの需要が冴えないが、半導体の市場成長に加えて、半導体構造の微細化・複雑化などによる中長期的な成長シナリオに変化はないと評価。24年3月期業績はウエハー研磨材料、CMPスラリー原料の需要調整、償却費増加などから冴えないが、25年3月期は半導体市場の回復などによる増収効果で償却増を吸収し増収増益に転じるとみている。株価は今後、半導体市場の回復、その後の成長などを織り込み中長期的に上昇するとみており、生成AI普及に伴うデータセンター投資拡大、GPUなどの需要増加などが好材料と捉えらるとしている。
出所:MINKABU PRESS
同証券では、半導体市場の調整で超高純度コロイダルシリカの需要が冴えないが、半導体の市場成長に加えて、半導体構造の微細化・複雑化などによる中長期的な成長シナリオに変化はないと評価。24年3月期業績はウエハー研磨材料、CMPスラリー原料の需要調整、償却費増加などから冴えないが、25年3月期は半導体市場の回復などによる増収効果で償却増を吸収し増収増益に転じるとみている。株価は今後、半導体市場の回復、その後の成長などを織り込み中長期的に上昇するとみており、生成AI普及に伴うデータセンター投資拡大、GPUなどの需要増加などが好材料と捉えらるとしている。
出所:MINKABU PRESS