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S&P500に関する弱気派と強気派の差が異常に拡大=米国株

NY株式14日(NY時間13:43)
ダウ平均   34065.24(-146.88 -0.43%)
S&P500    4374.77(+5.76 +0.13%)
ナスダック   13590.65(+17.33 +0.13%)
CME日経平均先物 33475(大証終比:-75 -0.22%)

 今年も半ばを過ぎようとしているが、ウォール街のストラテジストの間ではS&P500株価指数の年末予測に大きな隔たりが生じている。S&P500は今週、強気相場に転じたこともあり、そのばらつきはさらに大きくなっているという。

 米大手証券のストラテジストは、S&P500の年末予想を従来の4000から4500に上方修正した。今年の1株利益の見通しを据え置いたうえで、FRBがインフレ対策として昨年から積極利上げを進めて来たにもかかわらず、米経済がソフトランディングすると想定しているためだと説明している。また、人工知能(AI)がもたらす潜在的な利益増加により、現在の株式市場の上昇を拡大させる可能性があるという。

 対照的に、弱気派の急先鋒となっているストラテジストは弱気な見解を再確認している。S&P500は年末までに3900まで落ち込むと見ている。

 S&P500に関するウォール街の弱気派と強気派のターゲットの差は今年に入ってから異常に拡大しており、最も強気な目標株価と弱気なもののスプレッドは過去最大となっいる。上限は4550から下限が3400まで幅広い。上限予想は下限予想を33.8%上回っており、今年初めの32.3%から上昇しているという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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