沖電気が上値追い加速、潜水艦用ソナーで防衛関連株としてにわかに頭角現す
沖電気工業<6703>が大陽線で大きく上放れ、連日の年初来高値更新となり、一時60円高の883円まで急伸する場面があった。時価は昨年3月下旬以来約1年3か月ぶりの高値圏に浮上している。情報通信システムやEMS(電子機器の受託生産)など幅広く展開するが、防衛省との取引額でも国内企業のなかで上位にあることから、防衛関連としての側面も持っている。独自の音響技術を駆使して潜水艦向けソナーの開発・製造を手掛けており、ここ注目度が高まっている。
直近では防衛装備の生産や輸出を支援する新法が前日7日に参院本会議で成立し、今後は防衛予算拡大と並行して日本の防衛産業育成に向けた新たな動きも見込まれる。また、今月3日には日米韓による防衛相会談がシンガポールで行われたが、レーダーなど北朝鮮が発射するミサイルに対する対処力向上のほか、潜水艦を想定した訓練の定例化なども検討され合意したことが報じられた。そのなか同社は関連有力株としてにわかに頭角を現している。
出所:MINKABU PRESS
直近では防衛装備の生産や輸出を支援する新法が前日7日に参院本会議で成立し、今後は防衛予算拡大と並行して日本の防衛産業育成に向けた新たな動きも見込まれる。また、今月3日には日米韓による防衛相会談がシンガポールで行われたが、レーダーなど北朝鮮が発射するミサイルに対する対処力向上のほか、潜水艦を想定した訓練の定例化なども検討され合意したことが報じられた。そのなか同社は関連有力株としてにわかに頭角を現している。
出所:MINKABU PRESS