【特集】横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践！ 株式投資術」― (39）「恐怖指数」をチェックして、市場変動の兆しを捉えよう！

　個人投資家のみなさん、こんにちは！　株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

　日経平均株価やTOPIXがバブル後高値を更新して、33年ぶりの水準で推移する状況が、決算発表がひと段落した5月半ば以降続いています。2021年に日経平均株価が3万0700円台でダブルトップを形成後、レンジ相場が長く続きましたが、レンジ上限をブレイクしてからはものすごいスピードで3万2000円台まで駆け上ってきました。個人投資家としての経験が長い私も踏み込んだことのない水準であり、上昇の勢いには驚かされるばかりです。

　しかし、株価は上昇すればいつかは下落するのが自然の理ですから、これだけ上昇が続くとさすがに「そろそろ天井が近いのではないか……」などと警戒感を強めている人も多いかもしれません。そこで今回は、株式市場で戦っている投資家が日々、何を考えているのか、その投資家心理を測るための指標である「VIX指数」をご紹介します。






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