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株価指数先物【寄り前コメント】 ヘッジ対応の動きが活発のなか、短期的な調整局面でもショートは避けたい


大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 32630 +210 (+0.64%)
TOPIX先物 2250.5 +20.0 (+0.89%)
シカゴ日経平均先物 32645 +225
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 6日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は6日の政策決定会合で、前月に続き0.25%の利上げを決めた。予想外の利上げ決定を受けて、改めて世界的なインフレ懸念が高まるなか、NYダウは一時160ドルあまり下落する場面も見られた。しかし、アドバンストマイクロデバイシズ<AMD>がアナリストの目標株価引き上げを受けて5%超の上昇となるなど、ハイテクの一角が堅調。また、出遅れていた景気敏感株などの上昇が相場を支え、NYダウはプラスに転じた。S&P500業種別指数は自動車・同部品、耐久消費財・アパレル、銀行が上昇した一方で、ヘルスケア機器・サービス、家庭用品・パーソナル用品、医薬品・バイオテクノロジーがさえない。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比225円高の3万2645円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比30円安の3万2390円で始まり、3万2240円まで売られた。売り一巡後はリバウンド基調が強まり、米国市場の取引開始前には3万2480円まで買われプラスに転じた。米国市場の取引開始後に軟化する場面も見られたが押し目買い意欲は強く、一時3万2700円まで上昇。終盤にかけて3万2600円~3万2680円辺りで保ち合い、3万2630円でナイトセッションの取引を終えた。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の展開になりそうだ。日経225先物は上昇ピッチが速まっており、週末の6月限の先物・オプション特別清算指数算出(SQ)を控えて、ヘッジに伴う動きが強まっているようだ。出遅れている海外ファンドなどによる買いも活発である。ナイトセッションで一時3万2700円まで買われ、過熱感は警戒されるが、切り上がるボリンジャーバンドの+2σに沿ったトレンドを形成している。

 ボリンジャーバンドの+2σは3万2680円に切り上がっており、+3σは3万3760円まで上昇している。+2σ水準での過熱を抑えながらのトレンドによりピーク感は高まらず、断続的なショートカバーによって、指数が押し上げられやすい需給状況のようだ。オプション権利行使価格の3万2500円から3万3000円のレンジに移行するなか、短期的な調整局面でもショートは避けたい。

 VIX指数は13.96に低下し、2020年1月以来の14.00割れとなった。短期VIXは10.27に低下しており、引き続きリスク選好に向かいやすいだろう。昨日のNT倍率は先物中心限月で14.53倍だった。一時14.56倍まで切り上がり、22年8月高値の14.58倍に接近した。米国市場で景気敏感株のほか金融株が買われている流れもあり、本日は若干の低下が見込まれるものの、方向性としては21年2月高値の15.68倍が意識されているため、NTロングでの対応となろう。

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