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2122 インタースペース

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Iスペース Research Memo(3):2023年9月期第2四半期累計業績は増収営業増益に


■業績動向

1. 2023年9月期第2四半期累計業績の概要
インタースペース<2122>の2023年9月期第2四半期累計の連結業績は売上高で前年同期比7.6%増の3,776百万円、営業利益で同4.5%増の566百万円、経常利益で同12.6%減の615百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同7.6%減の413百万円といずれも会社計画を上回って着地した。また、旧会計基準の売上高に近似する取扱高ベースでも同6.8%増の13,098百万円となり、実質2期連続の増収、営業増益となった。ただ、四半期ベースの営業利益で見ると第1四半期が前年同期比45.1%増の291百万円と好調な滑り出しだったのに対して、第2四半期は同19.5%減の274百万円と落ち込み、ブレーキがかかった状況となっている。これは今までメディア運営事業の収益をけん引してきた「ママスタ」の広告収入が、ネットワーク広告表示規制の影響によって減少に転じたことが大きい。同要因がなければ、業績は会社計画をさらに上回っていたことになる。

第2四半期累計の売上高は、インターネット広告事業、メディア運営事業ともに広告需要の増加を背景に増収となった。取扱高比で見た売上総利益率は前年同期の23.9%から23.7%と若干低下した。インターネット広告事業において販売ミックスがやや悪化したことが主因である。一方、販管費率は前年同期の19.5%から19.4%となった。広告宣伝費が比較型メディアの売上増に関連して増加したものの、人件費等の固定費がほぼ横ばいで推移したことによる。この結果、営業利益率は同0.1ポイント低下の4.3%となった。第2四半期末の連結従業員数は前年同期末比2名増の410名、うちインターネット広告事業で同2名増の307名、メディア運営事業で同3名減の68名、共通部門で同3名増の35名となっている。なお、経常利益が減益となったのは、前年同期に営業外収益として計上した投資事業組合運用益90百万円がなくなったことによる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

 提供:フィスコ

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