アドテストなど半導体製造装置関連は上昇一服、SOX指数続落で利食い誘発も底堅い
アドバンテスト<6857>は売り優勢で始まったものの、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>などは前日終値近辺でもみ合うなど、半導体製造装置関連の主力株は強弱観を対立させる展開となっている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続落、半導体や人工知能(AI)関連の指標株として注目を浴びているエヌビディア<NVDA>やゴーグル型新端末を発表したアップル<AAPL>なども冴えない動きとなった。東京市場では生成AI関連の最右翼として5月相場で株価を大きく上昇させたアドテストを筆頭に半導体関連は強い動きが目立っていた。足もとではスピード警戒感から上昇一服となる銘柄も相次いでいるが、下値では出遅れた向きの押し目買い意欲が旺盛となっている。
出所:MINKABU PRESS
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