貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

8801 三井不動産

東証P
1,239.5円
前日比
+3.5
+0.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.6 1.09 2.42 11.54
時価総額 34,485億円
比較される銘柄
菱地所, 
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大野芳政:異常な状態か、あたりまえの状態かは、気の持ちよう次第【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「大野芳政」氏(ブログ:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年5月27日5時に執筆

証券アナリストの大野芳政と申します。

私は過去に投資顧問でアナリストをしていましたが、今は一般企業に勤めるごく普通のサラリーマンです。一般の会社員なら、本業をしながら副業として株式投資でお小遣いを稼ぐことを夢見る方も多いのではないでしょうか。しかし、サラリーマン投資家は日中、相場を見ることができないという大きなハンデがあります。でも、発想を転換すると、それが武器にもなるのです。相場を見ることができないということは、値動きに一喜一憂しなくて済むということです。トレーダーが失敗する理由は、値動きに感情が支配されてしまうことです。なので、銘柄選びをしっかりすれば、あとは機械的に売買することで自然と資産は増えていくのです。

銘柄選びの秘訣はずばり需給を読むことです。特に機関投資家の動向を読むことが肝要です。彼らはアナリストレポートの株価レーティングをもとに投資銘柄を選定します。つまり、株価レーティングを分析すれば、必然的に儲かる銘柄が発掘できるのです。

私は投資顧問で勤務していた頃から、玉石混交のアナリストレポートから「玉」を見分けることが得意でした。その経験を活かして、少しでもサラリーマン投資家の皆様のお力になれるような情報を発信していきます。

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おはよしまさ(/ω\)
私のTwitterでも発信していますが、仕事関係で名古屋に出張に行ってきました。
予定より早く到着したので、ホテルの隣にある神社で読者の皆様の勝負運を祈ってまいりましたよ♪コロナ禍の頃は、新幹線も好きな席に座れるくらいガラガラでしたが、先日はコロナ前に戻ったといっても過言ではないくらいに混んでいました。これまでの異常な状態から、やっとあたりまえの状態に戻ったといった感じでしょうか。


日経平均株価も3万円を超えたあとも上昇が止まらず、一見すると異常な状態です。ただ、考え方によっては、長年割安に放置されていた日本株が、やっと正常な状態に戻ったとの見方もできます。コップに水が半分しかないと思うのか、まだ半分もあると思うのかではないですが、ちょっとした捉え方の違いだけで、まったく逆の見方になるんですね。異常な状態なのか、あたりまえの状態なのかは、気の持ちよう次第。日常の風景も自身の気の持ちようでガラッと変わるということです。

だから、私は過熱感や売られ過ぎといったことを考えて、投資判断をしないようにしています。ファンダメンタルズを前提に売買するような長期投資にとっては、逆張りするために大事なことかもしれませんが、私のような短期のスイングトレーダーには逆にノイズになってしまいます。短期投資で勝ち続けるには、自身の感情や思い込みが邪魔になるからです。上昇している銘柄がまだ上がるだろうと欲が出てしまったり、株価が急落しても無理矢理上がる理由を探して、なかなか損切りできずに塩漬けになってしまったりしますよね。

だから、私は売買のルールを決めて、機械的にトレードするようにしています。そうはいっても相場を見ていると、どうしてもルールを破ってしまいがちです。仮にルールを破って、結果いい方に転んだとしても、それを今後も継続することはできません。そのうち、大きな失敗につながります。そう考えると相場を見ることができないサラリーマン投資家って有利だと思いませんか?だから、私は株価レーティングから今後1~2週間でパフォーマンスが期待できそうな銘柄を絞り込み、売買のタイミングなどは機械的に行っています。

今週、目立ったレーティングで観測されているのは下記の通りです。

〇岩井コスモ証券
三井不<8801> 新規A 目標株価3,200円
FPパートナー<7388> 新規A 目標株価9,000円
クレディセゾン<8253> 新規A 目標株価2,500円

〇いちよし証券
JSP<7942> B→A フェアバリュー1,700円→2,500円

〇野村証券
鹿島建設<1812> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価1,750円→2,500円
日本製紙<3863> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価1,010円→1,560円
マツキヨココカラ<3088> 新規Buy(買い) 目標株価9,200円
三越伊勢丹<3099> Neutral(中立)→Buy(買い) 目標株価1,250円→1,780円
ZOZO<3092> 新規Buy(買い) 目標株価3,500円

〇三菱UFJMS証券
クレディセゾン<8253> Neutral(中立)→Overweight(強気) 目標株価2,040円→2,620円

〇東海東京調査センター
ツムラ<4540> 新規OUTPERFORM(強気) 目標株価3,870円

株価レーティングでは、「新規」や「格上げ」など派手なものに目が行きがちですが、意外と「継続」の銘柄に掘り出し物があったります。

そんな中、今後1~2週間程度のスイングトレードで面白そうだと、私が気になった銘柄はエスケーエレク<6677>です。東海東京調査センターが5月22日付で投資判断「Outperform(強気)」、目標株価2,700円を据え置いたことが伝わっています。

レポートでは、同社主要顧客である天馬微電子(Tianma)の中国・福建省厦門の第8.6世代TFTラインや、SDCの世界初の8.6世代のIT OLED量産に注目しているようです。そんななかでレポートに記載されている「PBR(株価純資産倍率)が低いことから、東証の要請に応じた是正を検討していると見られる」との文言がなぜか引っかかりました。あくまで推測なのか、何か知っているのかは分かりませんが、アナリストの言葉尻にも注意しているとこうした発見ができることがあります。地味な感じではありますが、じっくりと思惑買いを誘いながら、まずは株価2000円台を目指す動きに期待したいと思います。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:『サラリーマン投資家が株式投資でムリなく月10万円を稼ぐ方法』

《TY》

 提供:フィスコ

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