株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0012 グロース250

指数
638.73
前日比
+4.02
+0.63%
比較される銘柄
日経平均, 
TOPIX, 
JPX日経400
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

話題株ピックアップ【昼刊】:エクサWiz、シンプレクス、アイスペース

■エクサウィザーズ <4259>  478円  +62 円 (+14.9%)  11:30現在
 エクサウィザーズ<4259>が急反発している。午前11時ごろ、同社が提供する企業情報に特化した検索エンジン「exaBase 企業検索」に、生成AIを活用した情報分析機能を提供すると発表しており、好材料視されている。同サービスは、有価証券報告書から正確かつ新しい重要情報を抽出して文章化し、対象の上場企業の経営戦略を簡潔に表示することで、適切かつ迅速な意思決定を支援するという。6月中にサービスを開始する予定で、業績への影響は現在精査中としている。

■シンプレクス <4373>  2,434円  +236 円 (+10.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 シンプレクス・ホールディングス<4373>は大きく切り返す展開。SMBC日興証券が26日付で目標株価を2900円から3100円へ引き上げており、これが買い材料視されている。投資評価は最上位の「1」を継続した。同証券によると、コンサルティングとシステム開発の両輪が株価評価を高めるだろうと指摘。金融ソリューションや保険ソリューションを中心とした成長領域の受注拡大や、今期下期以降の新卒稼働に伴う利益成長が確認されるにつれて株価評価も高まるとみている。

■ispace <9348>  1,894円  +146 円 (+8.4%)  11:30現在
 ispace<9348>が3連騰している。前週末26日の取引終了後、4月26日に月面着陸に失敗した月面探査プログラム「HAKUTO-R ミッション1」に関する成果報告を発表。解析の結果としてランダー(月着陸船)が軟着陸に至らなかった要因として、ソフトウェアが期待通りに動作しなかったことを挙げており、今後ミッション2、ミッション3に向けては基本的にソフトウェアの改修や事前に想定シミュレーションを行う範囲を拡大させることで、ミッションの精度を一層向上させることを目指すとしたことが好感されている。

■ソシオネクスト <6526>  15,700円  +1,060 円 (+7.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ソシオネクスト<6526>の上値追いが止まらない。きょうは一時1500円近い上昇で1万6000円台まで駆け上がる場面があった。昨年10月にプライム市場に新規上場したニューフェースだが、初値は公開価格比5%高と小さく生まれたものの、セカンダリーでの躍進ぶりが際立っている。ファブレス形態でSoC(システムオンチップ)の設計・開発・販売を手掛ける半導体関連の新星だが、岸田政権の国策的な半導体支援の動きを背景に中期成長力に対する期待が高まっている。同社株の初値は3835円で、7カ月あまりで4倍以上となった計算だ。24年3月期の収益予想は一時的に伸び悩む見通しとなったことを受け、外資系証券経由の貸株調達に伴う空売りが積み上がったことも、結果的に強制的なショートカバー(踏み上げ)を誘発し株価上昇に弾みがついた状態となっている。

■アドバンテスト <6857>  17,690円  +710 円 (+4.2%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>がカイ気配スタートで鮮烈に上値追い。このほか東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が一斉高となっているほか、車載用半導体トップのルネサスエレクトロニクス<6723>やシリコンウエハー大手のSUMCO<3436>なども軒並み上昇している。前週末26日の米国株市場でエヌビディア<NVDA>をはじめ半導体セクターに買いが集まり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が連日で6%を超える急騰をみせた。東京市場でも、半導体関連株には海外マネーの流入が顕著で、きょうも米半導体株高に追随する形で関連株に物色の矛先が向いている。足もとで為替が急速に円安に振れていることも追い風材料となっている。

■ユーグレナ <2931>  918円  +25 円 (+2.8%)  11:30現在
 ユーグレナ<2931>が続伸している。前週末26日の取引終了後、武蔵野大学薬学部薬学科の田中健一郎講師との共同研究により、カラハリスイカ果汁の摂取がPM2.5などの大気汚染物質による肺の炎症を抑制することを示す研究成果を確認したと発表しており、好材料視されている。カラハリスイカは、アフリカのカラハリ砂漠に自生する野生種スイカで、スイカ本来の特徴に加えて過酷な砂漠環境ストレスから自らの細胞を守る能力と水分を保持する能力に優れているという。同社では今後も、カラハリスイカ果汁の機能性の解明を目指し、研究に取り組むとしている。

■日経レバ <1570>  18,555円  +460 円 (+2.5%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急騰、一時800円高の1万8895円に買われる人気となった。日経平均株価にリンクされたETFで、価格変動率は日経平均の2倍に基本設定されていることが最大の特長。全体相場のボラティリティが高まるなか、個人投資家を中心とした短期資金の売り買いが活発となっている。株価は今月23日につけた最高値を上抜き、青空圏に突入した。米債務上限問題はバイデン米大統領とマッカーシー下院議長との間でようやく基本合意に達したことから、これを好感する形で前週末の欧米株が全面高に買われた。東京市場もこれを受けて海外投資家を中心とする買いが大型株中心に流れ込んでいる。

■バリューHR <6078>  1,458円  +33 円 (+2.3%)  11:30現在
 バリューHR<6078>が7日ぶりに反発している。前週末26日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を20万株(発行済み株数の0.75%)、または3億円としており、取得期間は5月29日から11月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするほか、従業員向け株式給付信託の給付対象者の増加に備えるためとしている。

■キヤノン <7751>  3,541円  +68 円 (+2.0%)  11:30現在
 キヤノン<7751>が反発し、18年10月以来約4年7カ月ぶりの高値をつけている。27日付の日本経済新聞朝刊で、「レアメタル(希少金属)を使わない有機ELパネル素材を開発した」と報じられており、好材料視されている。記事によると、都市鉱山のリサイクル原料から調達しやすい鉛を使った「量子ドット(QD)」と呼ばれるナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの小さな半導体微粒子という。20年代半ばに量産技術を確立するとしており、将来的な業績への貢献が期待されている。

■フィナHD <4419>  633円  +12 円 (+1.9%)  11:30現在
 Finatextホールディングス<4419>が続伸している。午前9時ごろ、子会社Finatextが、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>の三井住友海上プライマリー生命保険の資産形成・運用型の生命保険商品「AHARA(アハラ)」のサービス・システム開発を支援したと発表しており、好材料視されている。同サービスは、三井住友海上プライマリー生命が販売を開始したスマートフォンで全ての手続きが完結できる資産形成・運用型の生命保険商品で、開発にはみんなの銀行(福岡市中央区)が提供するBaaS(バンキング・アズ・ア・サービス)機能とも接続。なお、資産形成・運用型の生命保険商品のオンライン完結化は国内初であるとしている。

■テラスカイ <3915>  2,429円  +28 円 (+1.2%)  11:30現在
 テラスカイ<3915>が5日ぶりに反発している。前週末26日の取引終了後、子会社でAIプラットフォーム「ENOKI」開発を行うエノキが、ChatGPTを活用した「FAQ自動生成機能」の提供を6月1日に開始すると発表したことが好感されている。同機能は、テキストデータや社内の各種ドキュメントファイル(PDF、Wordなど)を読み込ませるだけでQ&Aの生成を可能とするもの。これにより、作業時間の大幅な削減に加え、バリエーション豊富かつ正確なQ&Aを生成することができ、チャットボットの回答精度の向上にもつながるとしており、同社の試験運用では、約150件ものQ&Aを所用時間30分で生成したという。

■フジクラ <5803>  1,095円  -10 円 (-0.9%)  11:30現在
 フジクラ<5803>が軟調。前週末26日の取引終了後、米国の連結子会社において不適切な不動産取得が判明したと発表した。今後の事業展開へのネガティブな影響を懸念した売りが出たようだ。今年3月3日の内部通報を機に、米国子会社のCEO(最高経営責任者)による不動産の私的流用の疑いを把握し、内部調査を開始した。調査は現在も継続中だが、これまでのところ同子会社が2020年に取得した土地および22年に建設した建物は、不適切に取得されたものだということが分かったという。取得当時の土地・建物の合計額は約650万ドル。現時点での連結財務諸表への影響は限定的としながらも、影響額と会計処理方法が確定次第、速やかに開示するとしている。

■トヨタ自動車 <7203>  1,925.5円  -11.5 円 (-0.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が冴えない。議決権行使助言会社の米グラスルイスが26日までに、トヨタの豊田章男会長の取締役選任議案に反対するように株主に推奨したと伝わった。グラスルイスが独立しているとみなす取締役の数が少ないことが理由という。更に、米助言会社のインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は、トヨタが反対を表明する気候変動に関する株主提案への賛成を推奨した。株主総会の結果次第で、コーポレート・ガバナンスや気候変動対策に絡めて資産を運用する投資主体の売り需要が想定されると受け止める向きもあり、上値の圧迫要因となったようだ。報道によるとグラスルイスは監査役候補の3人の選任にも反対するよう株主に助言した。また、欧州の年金運用3社が気候変動に関する渉外活動報告書を作るように定款の規定追加を求める株主提案に関し、ISSは活動を評価するための情報開示が不十分だと指摘したという。

■アジャイル <6573>  255円  +43 円 (+20.3%)  11:30現在
 アジャイルメディア・ネットワーク<6573>が大幅高となっている。同社は26日、6月18日にさいたまスーパーアリーナで開催されるK-POPフェスティバル「DREAM CONCERT」のチケット・募集型企画旅行販売の集客支援を行うと発表。これが材料視されているようだ。同社はこれまでのアンバサダーマーケティング事業で培ってきた知見を生かし、エンターテインメント領域でもファンコミュニケーションを活性化させるべく、ファンとアーティストと新たな関係づくりを支援するという。また、この取り組みを足掛かりに、韓国カルチャーが好きな人や興味のある人を組織化し、エンタメ・グルメ・ファッション・ビューティーに関する情報発信や、参加型イベントの企画などを行い、「韓国ファン」の育成・活性化を行うとしている。

■ベクター <2656>  309円  +40 円 (+14.9%)  11:30現在
 ベクター<2656>は切り返し急。前週末26日の取引終了後、太陽光発電所用地の売却を決めたと発表し、材料視されたようだ。同社は4月4日、鳥取県西伯郡に所在する太陽光発電所用地及び売電権利の取得を発表。この際、発電所用地は第三者へ売却する計画とし、売却ができなかった場合は同社が太陽光発電所を建設のうえ、売却する予定だと開示していた。売却先や売却価格は売却先の意向などを踏まえ、非公表とする。

●ストップ高銘柄
 enish <3667>  560円  +80 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均