【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、欧米株高受けリスクオンの流れ加速
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入り日経平均株価は一時650円近い上昇をみせる場面があった。前週末の欧州株市場が全面高だったことを受け、リスクオンの流れが加速した。外国為替市場で円安が進んだことも好感された。個別株は引き続き半導体関連が買われ全体相場を牽引しているが、きょうは中小型株にも物色の矛先が向かい、値上がり銘柄数はプライム市場全体の78%を占めた。売買代金は1兆7000億円台と高水準。
個別ではアドバンテスト<6857>が大商いで値を飛ばしているほか、ソシオネクスト<6526>も大幅高に買われる人気となった。ソフトバンクグループ<9984>が高く、三菱商事<8058>など総合商社株も物色人気。PHCホールディングス<6523>、ワイエイシイホールディングス<6298>が急騰、リョーサン<8140>も値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>が朝高後に値を消し、JR東日本<9020>、資生堂<4911>なども冴えない。日本ペイントホールディングス<4612>なども軟調。
出所:MINKABU PRESS