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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米引き締め長期化観測も140円台定着を見極め


25日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測でドル買いが続き、上昇基調を維持する見通し。ただ、心理的節目の140円を上抜け同水準で定着できるかを見極める展開となろう。

前日の取引で米債務上限問題の不透明感が広がったものの、FRB当局者によるインフレ抑止に前向きな見解を受け、米金利高・ドル高の地合いを強めた。ユーロ・ドルは1.0750ドル付近に下げ、ドル・円は約半年ぶりの高値水準となる139円半ばに浮上。本日アジア市場で格付け会社による米格下げの可能性が指摘されるとドルは一時売られたが、すぐに上昇基調に戻し、ドル・円は140円を目指す展開となった。

この後の海外市場は米経済指標の金融政策への影響が注目される。今晩発表の米1-3月期国内総生産(GDP)改定値は速報値からほぼ横ばいの見通し。このうちインフレ関連指標が高止まり、長期金利を押し上げればドルは140円台に乗せる可能性も。ただ、次回6月のFOMCに向け追加利上げ予想は伸び悩み、引き締め休止への思惑からドル買いを抑制。また、債務上限問題の不透明感はドルの一段の上昇を阻止する要因となる。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・1-3月期GDP改定値(前期比年率予想:+1.1%、速報値:+1.1%)
・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.5万件、前回:24.2万件)
・21:30 米・4月シカゴ連銀全米活動指数(予想:-0.20、3月:-0.19)
・22:00台 南ア中銀が政策金利発表(0.50ポイント引き上げ予想)
・23:00 米・4月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+1.0%、3月:-5.2%)
・23:30 コリンズ米ボストン連銀総裁対話集会参加
・02:00 米財務省・7年債入札

《CS》

 提供:フィスコ

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