日経Dインバが軟調、権利付き最終日・日経平均3万円超えも買い向かう姿勢限られる
日経平均と逆方向に2倍の値動きをするように設計されている弱気型ETFの代表格、NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>が軟調に推移している。日経平均株価がこの日、3万円の大台に乗せたが、株価指数の天井打ちによる反動安を見越した日経Dインバへの買いは今のところ限定的となっている。
日経Dインバの週次の信用残をみると、買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は5月12日時点で24.25倍に上る。同ETFに対する買い需要は、日経平均先物の売り建ての増加につながるとされている。反対に、同ETFへの売り圧力の増大は、日経平均先物への買い戻し需要を発生させるとみられている。
なお、日経Dインバはきょうが権利付き最終売買日にあたる。個人投資家の利用の多いSBI証券では、権利付き最終日と権利落ち日をまたいで買い建てていた場合に、権利処理等手数料(ETFについては1売買あたり税込み5円50銭)が発生するという。株式市場では、手数料負担の発生が逆張り志向の投資家による日経Dインバへの信用買いを手控えさせる要因となっているとの見方もあるようだ。
出所:MINKABU PRESS
日経Dインバの週次の信用残をみると、買い残が売り残を大幅に上回っており、信用倍率は5月12日時点で24.25倍に上る。同ETFに対する買い需要は、日経平均先物の売り建ての増加につながるとされている。反対に、同ETFへの売り圧力の増大は、日経平均先物への買い戻し需要を発生させるとみられている。
なお、日経Dインバはきょうが権利付き最終売買日にあたる。個人投資家の利用の多いSBI証券では、権利付き最終日と権利落ち日をまたいで買い建てていた場合に、権利処理等手数料(ETFについては1売買あたり税込み5円50銭)が発生するという。株式市場では、手数料負担の発生が逆張り志向の投資家による日経Dインバへの信用買いを手控えさせる要因となっているとの見方もあるようだ。
出所:MINKABU PRESS