<注目銘柄>=イオンモール、海外モールを中心とした高成長に期待
イオンモール<8905>は高値圏でもみ合っているがPBR1倍割れの水準であり、業績面を評価すると更なる上値が期待できる。
同社は、イオングループのSC(ショッピングセンター)ディベロッパー。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う行動制限により、ここ数年は厳しい事業環境下にあったが、ウィズコロナへの移行に伴い国内外で消費行動が正常化する24年2月期は業績が回復局面を強める見通し。今期は中国で1モール、カンボジアで物流センター1施設の新規オープンを計画するほか、既存モールでは専門店の入れ替えによるリニューアルや増床、オペレーションレベルの向上に向けた取り組みを強化。一方で、国内では4物件のオープンを計画するほか、既存モールの増床及びリニューアルを積極的に推進し業績向上を狙い、営業利益は585億円(前期比33.0%増)と大幅増益を見込む。
会社側の中期計画では26年2月期にかけて国内9モール、海外17モール(中国7モール、ASEAN10モール)の新規開業を予定しており、最終年度に営業利益850億円を目指す方針。海外物件を中心とした高い成長性と売上高の回復による固定費率の低下により収益性も向上へ。中期成長への期待が株価上昇を後押ししよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、イオングループのSC(ショッピングセンター)ディベロッパー。新型コロナウイルス感染症拡大に伴う行動制限により、ここ数年は厳しい事業環境下にあったが、ウィズコロナへの移行に伴い国内外で消費行動が正常化する24年2月期は業績が回復局面を強める見通し。今期は中国で1モール、カンボジアで物流センター1施設の新規オープンを計画するほか、既存モールでは専門店の入れ替えによるリニューアルや増床、オペレーションレベルの向上に向けた取り組みを強化。一方で、国内では4物件のオープンを計画するほか、既存モールの増床及びリニューアルを積極的に推進し業績向上を狙い、営業利益は585億円(前期比33.0%増)と大幅増益を見込む。
会社側の中期計画では26年2月期にかけて国内9モール、海外17モール(中国7モール、ASEAN10モール)の新規開業を予定しており、最終年度に営業利益850億円を目指す方針。海外物件を中心とした高い成長性と売上高の回復による固定費率の低下により収益性も向上へ。中期成長への期待が株価上昇を後押ししよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS