今仙電機製作所---23年3月期は2ケタ増収、全てのセグメントで売上高が増加

今仙電機製作所<7266>は12日、2023年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比17.1%増の997.30億円、営業損失が7.70億円（前期は0.70億円の損失）、経常利益が同95.4%減の0.28億円、親会社株主に帰属する当期純損失が20.53億円（同12.10億円の損失）となった。

日本において、 半導体供給不足による影響が残るものの、得意先の受注増加により、売上高は前年同期比13.9%増の398.17億円、営業利益は4.58億円（前期は9.87億円の損失）となった。

北米において、 為替影響により売上高は同28.9%増の272.15億円となったが、港湾問題による輸送コストの増加により営業損失は27.16億円（前期は9.75億円の損失）となった。

アジアにおいて、 為替影響により売上高は前期比12.4%増の326.97億円となったが、タイにおける不具合対応費などにより営業利益は同20.9%減の16.36億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.3%減の954.00億円、営業利益が0.70億円、経常利益が同77.8%増の0.50億円、親会社株主に帰属する当期純損失が19.70億円を見込んでいる

《NS》

　提供：フィスコ