Birdman---3Qは売上高34.94億円、修正予想に向けた進捗は順調
Birdman<7063>は12日、2023年6月期第3四半期(22年7月-23年3月)連結決算を発表した。売上高が34.94億円、営業利益が1.78億円、経常利益が1.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.28億円となった。2023年6月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、当第3四半期の対前年同四半期増減率については記載していない。
MX事業の売上高は15.48億円、セグメント利益は3.02億円となった。コンサルティング会社・広告会社・PR会社等縦割りで進めていたビジネスを内製化により一気通貫することで、迅速な対応及び顧客へコストメリットを創出することができた。
EX事業の売上高は19.46億円、セグメント利益は1.21億円となった。これには、2022年7月1日付で設立したEntertainment Nextの収入が含まれている。日本発・韓国を中心としたアジアで世界を眺望し飛躍するアーティストが一堂に会する国内最大級のフェスティバルであるKROSSに対する積極投資を実施することにより、「KROSS vol.1-kpop masterz-」を2023年1月2日にバンテリンドームナゴヤにて開催し約6万5000人を動員。加えて、2023年2月25日と26日には「KROSS vol.2」を有明アリーナにて開催。
第4四半期の売上高とセグメント利益には、2023年4月9日の宮城・仙台サンプラザホール公演を皮切りにスタートし2023年6月3日・4日に武蔵野の森総合スポーツプラザにて追加公演を開催することが決定された全国ホール&アリーナツアー「7ORDER LIVE TOUR 2023 DUAL」と、2023年4月1日と2日に幕張メッセ国際展示場展示ホールにて開催された「MBC IDOLRADIO LIVE in JAPAN」が計上される。
2023年6月期通期については売上高40.96億円、営業利益3.78億円、経常利益3.64億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.72億円とする、2023年2月13日に公表した業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ