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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8219 青山商事

東証P
2,202円
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100株
PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 1,110億円
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<動意株・15日>(大引け)=青山商、アップル、シダーなど

 青山商事<8219>=物色人気でストップ高。前週末12日の取引終了後、23年3月期の連結決算と、24年3月期の業績と配当予想を開示した。配当に関しては、前期の年間配当をこれまでの予想から5円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比16円増配の42円とし、材料視されたようだ。23年3月期の売上高は前の期比10.6%増の1835億600万円、最終利益は同3.2倍の42億7800万円だった。コロナ禍で停滞した買い替え需要の回復などを背景に、主力のビジネスウェア事業が好調だった。24年3月期は売上高で1970億円、最終利益で70億円を見込む。不動産賃貸料や不動産賃貸原価に関する計上方法の変更があり、決算短信に前期と比較した増減率の記載はない。

 アップルインターナショナル<2788>=大幅高で続伸。東南アジア向けに中古車輸出事業を手掛けるが、中古車相場の高騰と円安効果で追い風が強まり、前週末12日に発表した23年12月期第1四半期(23年1~3月)の決算は、営業利益が前年同期比3.6倍の3億1400万円と急拡大した。上期計画の2億6400万円を既に超過する形となったほか、対通期進捗率も65%に達し、増額修正期待が高まっている。これが株価を強く刺激しているが、加えて同社株はPBRが0.4倍台と割安感が強いことも買いを誘っている。

 シダー<2435>=大幅高でフシ目の200円台を大きく回復。九州を営業基盤にデイサービスや有料老人ホームなど介護サービス事業を展開するが、今期は業績回復への期待が高まっている。前週末12日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想は営業利益が前期比5.6倍の7億5800万円と急増する見通しで、これがポジティブサプライズとなった。また業績回復を背景に株主還元策も抜かりなく、今期は4円復配を計画しており、これも株価を強く刺激する材料となっている。

 セキュア<4264>=ストップ高。前週末12日の取引終了後、23年12月期の連結業績予想について、売上高を41億円から44億円(前期比30.0%増)へ、営業利益を1億円から1億3000万円(前期1億6900万円の赤字)へ、最終利益を7000万円から9500万円(同2億2700万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。監視カメラシステムの大型案件のリプレイスや期末の需要が想定を上回り、第1四半期(1~3月)決算が会社計画を上振れて着地したことが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高14億6200万円(前年同期比80.2%増)、営業利益1億5200万円(同5.7倍)、純利益1億2600万円(同6.0倍)だった。

 大豊工業<6470>=急伸。5月9日の年初来高値792円を大幅更新し、22年1月以来1年4カ月ぶりの高値圏に浮上。トヨタ系の滑り軸受け・ダイカストメーカーで、バッテリー及びモーター、パワーコントロールユニットといった電動化製品にも力を入れ、電気自動車(EV)シフトの動きにも抜かりなく対応している。また、燃料電池車「新型ミライ」向けに同社のアルミダイカスト製品が採用されるなど商品競争力が高く、このほか燃料電池セパレーターの育成にも努めている。24年3月期営業利益は前期比3.5倍の24億円を見込んでおり、業績変化率の高さが注目されるほか、0.3倍台のPBRは見直し余地が大きく株主還元強化への期待も内包している。

 タカトリ<6338>=ストップ高で急反騰。2月中旬に急落して以降は下げトレンドを余儀なくされ、ゴールデンウィーク狭間の今月2日には3905円の年初来安値をつけたが、その後も安値圏でのもみ合いが続いていた。きょうは満を持して4日ぶりに大きく切り返す展開となった。前週末12日取引終了後に発表した23年9月期第2四半期(22年10月~23年3月)決算は営業利益が前年同期比35%増の8億2500万円と急増、特に1~3月期の伸びが際立っており、これを好感する買いを呼び込んだ。脱炭素への取り組みを背景に電気自動車(EV)シフトやロジック半導体の活発な投資需要が追い風となっている。特にパワー半導体の設備投資意欲は旺盛で、同社が手掛ける精密切断加工装置などが好調で収益に貢献している。足もとの好調な業績を材料視する形で投資資金が流入している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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