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4443 Sansan

東証P
2,016円
前日比
+47
+2.39%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.77 0.82
時価総額 2,544億円
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今週の「妙味株」一本釣り! ─ Sansan


●Sansan <4443>  【目標株価】2500円(12日終値1684円)

「『Sansan』『Bill One』に成長余地」

 Sansan <4443> [東証P]は、4月19日に年初来高値となる1970円をつけたあと上げ一服商状となっている。ただ、短期トレンドを示す25日移動平均線と、中期トレンドの75日移動平均線はともに上昇基調にあり、時価は押し目買い好機と捉えたい。

 同社は企業の営業活動や請求書業務、契約書業務などに対して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するサービスを展開。営業DXサービス「Sansan」は法人向け名刺管理サービス市場で圧倒的なシェアを誇り、インボイス(適格請求書)管理サービス「Bill One」もクラウド請求書受領サービス市場で高いシェアを獲得している。

 足もと業績は堅調で、4月13日に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結営業利益は前年同期比2.3倍の5億3900万円となった。中堅・大企業向け営業の強化などで、「Sansan」の契約件数は同6.4%増の8844件、契約当たり月次ストック売上高は同7.8%増の18万円と順調に拡大。「Bill One」のMRR(月次固定収入)は同2.5倍の2億2900万円、有料契約当たり月次ストック売上高は同25.7%増の17万6000円に成長した。

 同社は「Sansan」に関して、多くの企業で利用従業者数が限定的で、国内だけでも数十倍の開拓余地が存在するとみている。また、「Bill One」についてもインボイス制度や改正電子帳簿保存法のほか、デジタルインボイスの導入などが追い風になるとしており、24年5月期も両サービスの成長が続きそうだ。

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