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話題株ピックアップ【昼刊】:神戸鋼、ウシオ電、住友不

■アルテリア <4423>  1,585円  +300 円 (+23.3%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 アルテリア・ネットワークス<4423>がカイ気配スタート。11日の取引終了後、同社に対し丸紅<8002>とセコム<9735>が株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOB価格は1株1980円。買付予定数の上限は設定せず、全株取得を目指す。アルテリアの株価はTOB価格にサヤ寄せする格好となっている。買付予定数は2494万358株で、下限は829万3500株。応募株券数が下限に満たない場合は、応募株券の全部の買い付けは行わない。買付期間は未定。TOB成立後は所定の手続きをもってアルテリアは上場廃止となる見込み。同社は今回のTOBに賛同の意見を表明している。丸紅とセコムのリソースを活用し、クラウド分野や情報セキュリティー分野などでの強化を目指す方針という。東京証券取引所は11日、アルテリアを監理銘柄(確認中)に指定した。

■高周波熱錬 <5976>  883円  +150 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 高周波熱錬<5976>がストップ高の883円水準でカイ気配となっている。11日の取引終了後に発表した24年3月期連結業績予想で、売上高630億円(前期比9.5%増)、営業利益28億円(同16.8%増)、純利益20億円(同5.2倍)と2ケタ営業増益を見込み、年間配当予想を前期比18円増の48円としていることが好感されている。自動車向け受注の回復が見込まれることに加えて、材料費・電力費などのコストアップ分の販売価格への転嫁や原価低減方策をより推進することが寄与する。なお、23年3月期決算は売上高575億2400万円(前の期比8.5%増)、営業利益23億9600万円(同35.3%減)、純利益3億8100万円(同85.8%減)だった。あわせて、上限を271万7000株(発行済み株数の7.21%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は23年5月12日から24年3月31日までで、経営環境の変化に対応した柔軟な資本政策の遂行や資本効率・ROEの向上、株主還元の更なる拡充を目的としている。

■電算システム <4072>  3,165円  +492 円 (+18.4%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 電算システムホールディングス<4072>がカイ気配スタートとなっている。同社は11日取引終了後、23年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比94.1%増の11億8600万円となり、通期計画の39億円に対する進捗率が30.4%に達していることが好感されているようだ。売上高は同23.5%増の145億9600万円で着地。情報処理サービス事業では請求書作成代行サービスなどが堅調だったほか、収納代行サービス事業では新規獲得先の取り扱いが順調に推移した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■神戸製鋼所 <5406>  1,143円  +123 円 (+12.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 神戸製鋼所<5406>は1000~1100円近辺のもみ合いを一気に上放れ、年初来高値を更新。11日の取引終了後に発表した23年3月期決算は利益が大幅に上振れして着地。続く24年3月期業績についても、売上高が前期比8.4%増の2兆6800億円、純利益が同37.8%増の1000億円と好調な見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。23年3月期の売上高は前の期比18.7%増の2兆4725億円(従来予想2兆4900億円)、純利益が同20.8%増の725億6600万円(同620億円)だった。販売価格改善の進展による鉄鋼メタルスプレッドの改善や、一般炭市況の下落に伴う電力での燃料費調整の時期ずれ影響の解消などが利益面で大きく寄与した。今期は鉄鋼メタルスプレッドの改善に加え、アルミ板や素形材、溶接、建設機械での調達コスト上昇分の価格転嫁を進め収益を確保する方針。配当予想は未定(前期40円)とした。

■ユニプレス <5949>  1,043円  +103 円 (+11.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ユニプレス<5949>が3日ぶりに急反発し、年初来高値を更新した。11日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、今期の業績と配当予想を開示した。24年3月期の売上高は前期比2.8%増の3130億円、最終利益は同16.7%増の29億円を見込む。年間配当も増配を計画する。車体骨格部品の主要取引先となる日産自動車<7201>も今期の生産台数を2割増とする見通しを示しており、買い安心感を一段と強める格好となったようだ。ユニプレスは、足もとの半導体不足による減産リスクはあるものの、得意先の受注は今後回復するとの見方を示している。23年3月期は売上高が前の期比19.6%増の3044億4200万円、最終損益は24億8300万円の黒字(前の期は79億5500万円の赤字)だった。中国拠点を除いてグループの業績が順調に推移したほか、合理化の進展効果もあって、従来の予想を上回って着地した。前期の期末配当は、これまでの予想から5円増額の10円とした。前期の年間配当は20円(前の期比10円増配)となる。今期の年間配当は30円(前期比10円増配)を計画する。

■藤田観光 <9722>  3,925円  +385 円 (+10.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 11日に決算を発表。「上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額」が好感された。
 藤田観光 <9722> [東証P] が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は0.5億円の黒字(前年同期は22.1億円の赤字)に浮上して着地した。併せて、1-6月期(上期)の同損益を従来予想の23億円の赤字→10億円の黒字(前年同期は35.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
  ⇒⇒藤田観光の詳しい業績推移表を見る

■ウシオ電機 <6925>  1,933円  +182 円 (+10.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 ウシオ電機<6925>が大幅高で4連騰。年初来高値を更新した。11日の取引終了後、取得総数2000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の17.00%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いの実施を発表した。取得株数の規模から、株式需給に対する強い引き締め効果が意識され、買いを集める要因となったようだ。取得期間は5月29日から2024年5月10日まで。あわせて24年3月期の連結業績予想も開示した。売上高は前期比7.4%増の1880億円、最終利益は同27.0%減の100億円を見込む。露光用UVランプや、EUV(極端紫外線)光源は減収を予想する。半面、商業施設やイベント向けの需要増加を背景に一般映像分野での機器販売は増加を想定。医療業界向けランプも販売拡大を計画する。

■住友不動産 <8830>  3,362円  +242 円 (+7.8%)  11:30現在
 住友不動産<8830>が続急伸した。11日の取引終了後、23年3月期の連結決算とともに、今後の経営戦略と中長期の見通しについて発表した。このなかで、28年3月期までの次期中期計画期間に経常利益3000億円の突破を目指すとともに、7年以内に年間配当を23年3月期の52円から倍増させる方針を示した。これをサプライズ視した買いが集まったようだ。不動産賃貸領域では、企業の出社率の回復や採用増を背景にオフィスビルで増床の動きが顕在化しており、テナントニーズを着実に取り込んでいく。利益成長に沿った増配を持続させる方針。24年3月期の売上高は前期比3.2%増の9700億円、最終利益は同8.1%増の1750億円、年間配当は同7円増配の59円の見込み。前期に続き過去最高益を更新する計画とした。

■石原産業 <4028>  1,291円  +80 円 (+6.6%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は1%増益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ」が好感された。
 石原産業 <4028> [東証P] が5月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比22.0%減の103億円になったが、従来予想の88億円を上回って着地。24年3月期は前期比1.5%増の105億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収になる。同時に、前期の年間配当を40円→42円(前の期は36円)に増額し、今期も前期比8円増の50円に増配する方針とした。
  ⇒⇒石原産業の詳しい業績推移表を見る

■フージャース <3284>  903円  +56 円 (+6.6%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「今期経常は3%増益、前期配当を4円増額・今期は3円増配へ」が好感された。
 フージャースホールディングス <3284> [東証P] が5月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比27.9%増の72.8億円になり、24年3月期も前期比3.0%増の75億円に伸びる見通しとなった。3期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を48円→52円(前の期は36円)に増額し、今期も前期比3円増の55円に増配する方針とした。
  ⇒⇒フージャースの詳しい業績推移表を見る

■ダイキョーニシカワ <4246>  726円  +44 円 (+6.5%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「前期経常が上振れ着地・今期は2.5倍増益へ」が好感された。
 ダイキョーニシカワ <4246> [東証P] が5月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常損益は28.6億円の黒字(前の期は9.8億円の赤字)に浮上し、従来予想の24億円の黒字を上回って着地。24年3月期の同利益は前期比2.5倍の72億円に急拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒ダイキョーニシカワの詳しい業績推移表を見る

■オイレス工業 <6282>  1,836円  +110 円 (+6.4%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「今期経常は11%増益、15円増配へ」が好感された。
 オイレス工業 <6282> [東証P] が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比12.0%減の57.3億円になったが、24年3月期は前期比10.8%増の63.5億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。
  ⇒⇒オイレス工業の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「2.07%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の2.07%にあたる65万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月19日から8月31日まで。

■日本空港ビルデング <9706>  6,900円  +410 円 (+6.3%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「今期経常は黒字浮上、16円増配へ」が好感された。
 日本空港ビルデング <9706> [東証P] が5月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期の連結経常損益は120億円の赤字(前の期は438億円の赤字)に赤字幅が縮小し、24年3月期は131億円の黒字に浮上する見通しとなった。
  ⇒⇒日本空港ビルデングの詳しい業績推移表を見る

■オプトラン <6235>  2,172円  +125 円 (+6.1%)  11:30現在
 11日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は64%増益で着地」が好感された。
 オプトラン <6235> [東証P] が5月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比64.5%増の18.1億円に拡大したが、通期計画の86億円に対する進捗率は21.1%となり、5年平均の25.9%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒オプトランの詳しい業績推移表を見る

■アプリックス <3727>  187円  +50 円 (+36.5%) ストップ高   11:30現在
 アプリックス<3727>がカイ気配スタートで5連騰、低位株の強みを発揮し一気に上放れる動きをみせている。ソフト基盤技術から撤退しIoT関連分野に経営資源を集中させ立て直しを図っている。11日取引終了後、23年12月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来計画の5200万円に1億円上乗せとなる1億5200万円(前期比3.1倍)に大幅増額した。未収債権の回収が想定以上となったほか、MVNO事業の新規ユーザー数増加などが収益押し上げ要因として働く見通し。1~3月期時点での上方修正でインパクトがあり、これを材料視する形で上値を見込んだ投資資金が流れ込む形となっている。

■フレクト <4414>  2,981円  +500 円 (+20.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 フレクト<4414>はカイ気配スタートで4連騰、大口の買い注文で商いが成立しない状態にある。前日に大陽線を示現し年初来高値を更新したが、きょうはマドを開けて上昇加速、気配値のままストップ高まで駆け上がった。クラウドソリューションを活用したシステム開発やデジタルトランスフォーメーション(DX)支援ビジネスを手掛け、大企業向け中心に高水準の案件を獲得している。11日取引終了後に発表した24年3月期の業績予想では営業利益が前期比2.1倍の5億5300万円と高水準の伸びを見込む。過去最高利益の大幅更新となる。これを受けて物色人気に拍車がかかった。

■Arent <5254>  4,610円  +700 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 Arent<5254>に大口の買いが流入。3月28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で建設業界向けを主軸にデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティング事業を手掛け、成長性の高さに注目が集まっている。11日取引終了後、23年6月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の5億2300万円から6億7400万円(前期比2.8倍)に増額した。これがサプライズを誘い投資資金を呼び込んでいる。同社の株価はセカンダリーで大きく株価水準を切り上げ4月17日には6400円の高値をつけた。その後は調整局面に移行したが、4000円近辺はもみ合い下限ゾーンで押し目買いも観測され強弱観が対立していた。

●ストップ高銘柄
 ジャパンエン <6016>  2,310円  +400 円 (+20.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ビューティ花壇 <3041>  674円  +100 円 (+17.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 シキノハイテック <6614>  3,070円  -700 円 (-18.6%) ストップ安   11:30現在
 海帆 <3133>  485円  -100 円 (-17.1%) ストップ安   11:30現在
 など、2銘柄

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