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ダウ平均は小反落 米インフレ指標を見極めへ=米国株前半

NY株式8日(NY時間12:37)
ダウ平均   33596.16(-78.22 -0.24%)
ナスダック   12224.66(-10.75 -0.09%)
CME日経平均先物 28995(大証終比:+45 +0.16%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反落。本日は全体的に様子見気分が広がっている。序盤は米地銀株の買い戻しが続いていたことで買い先行で始まったものの、直ぐに上値が重くなっている。序盤の買いはパックウェスト<PACW>が本日も上昇し、銀行株の買いに繋がっていたことがフォローとなっていた。

 同銀は資本増強計画を加速させるために四半期配当の減配を発表。ただ、事業は健全であると述べたことに市場は敏感に反応している模様。市場からは、「資本増強優先の戦略転換にあることを考えれば、大幅な減配は驚きではない」との声も出ている。むしろ、好感されているようだ。

 先週のFOMCや米雇用統計を通過して、米株式市場は底堅さを堅持している。市場では利上げ停止への期待が高まり、6月FOMCは据え置きを確実視している。一方、米雇用統計を受けて早期利下げ期待も後退している状況。

 ただ、今週は10日に4月の米消費者物価指数(CPI)、11日に生産者物価指数(PPI)の発表が予定され、その結果を確認したい意向も強いようだ。現在の予想では高インフレの状況に変化はないものと見られている。

 市場からは、「投資家は銀行危機が今後、和らいで行くのかどうかを見極めている。今週は、先週ほどの慌ただしさはないと思われるが、それでも重要な週だ」といった声も聞かれる。

 決算では、食肉加工のタイソンフーズ<TSN>が取引開始前に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、通期の売上高見通しを下方修正した。高インフレによる消費者のより安価な食品への移行を反映させた模様。株価は大幅安。

 なお、本日は引け後にペイパル<PYPL>やウエスタンデジタル<WDC>が発表予定。

パックウェスト<PACW> 5.92(+0.16 +2.81%)
タイソンフーズ<TSN> 51.05(-9.64 -15.88%)

アップル<AAPL> 173.71(+0.14 +0.08%)
マイクロソフト<MSFT> 306.97(-3.68 -1.18%)
アマゾン<AMZN> 105.24(-0.42 -0.39%)
アルファベットC<GOOG> 107.69(+1.48 +1.39%)
テスラ<TSLA> 171.54(+1.48 +0.87%)
メタ・プラットフォームズ<META> 232.21(-0.57 -0.24%)
AMD<AMD> 94.70(+4.86 +5.41%)
エヌビディア<NVDA> 289.09(+2.29 +0.80%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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