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6772 東京コスモス電機

東証S
4,870円
前日比
+150
+3.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 0.93 3.29
時価総額 77.0億円
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<動意株・1日>(前引け)=コスモス、ポーラHD、シミックHD

 東京コスモス電機<6772>=13週線を一気に上抜く。可変抵抗器を主力に車載用センサーなども手掛ける。前週末28日取引終了後、23年3月期業績予想の修正を発表、営業利益を従来予想の10億円から13億円に増額した。前の期実績比で64%増益と高変化を見込むだけでなく、01年3月期に達成した過去最高利益9億2200万円を大幅に上回ることとなり、投資資金が食指を動かす形となった。可変抵抗器、車載用センサーいずれも好調で、為替市場での円安進行なども追い風となっている。最終利益はゲタを履いた状態ながらPERはわずか2倍台。加えてPBRも0.5倍台と超割安圏にあり、にわかに上値期待が膨らんでいる。

 ポーラ・オルビスホールディングス<4927>=上昇加速で2000円大台越え。年初来高値を更新した。4月28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、営業利益45億4900万円(前年同期比2.4倍)と大幅増益となったことが好感されている。国内市場のリオープニングや海外におけるアフターコロナ需要で化粧品市場が国内外ともに回復基調にあり、売上高は421億3600万円(同11.9%増)となった。事業構成の変化により売上原価率はやや上昇したものの、売上高の増加に加えて、ポーラの高価格帯商品の売り上げ好調も寄与し大幅営業増益となった。なお、23年12月期通期業績予想は、売上高1800億円(前期比8.2%増)、営業利益151億円(同20.0%増)の従来見通しを据え置いている。

 シミックホールディングス<2309>=物色人気。4月14日に2187円の年初来高値形成後は調整色を強め、直近は1900円近辺に位置する75日移動平均線との上方カイ離を解消する動きにあったが、目先一気に切り返す展開で、新高値奪回をにらむ。同社は製薬会社向けを主力に新薬開発の臨床試験支援事業を行う。治験支援の受注が高水準なほか、製薬受託も伸びており、業績は会社側の想定を大幅に上回って推移している。前週末28日取引終了後に23年9月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の50億円から倍増以上となる103億円(前期比13%減)に大幅増額修正、これがポジティブサプライズとなり、投資資金を呼び込んでいる。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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