三菱総合研究所---GPTを適用したWeb情報収集・整理・レポーティングAIツール「ロボリサ」提供開始
三菱総合研究所<3636>は20日、Web情報収集・整理・レポーティングを自動化するAIツール「ロボリサ」に、大規模言語モデル(LLM)であるGPT-3.5およびGPT-4を適用し、誤情報を検知・削除する機能を搭載し、高品質で信頼性の高い調査レポートの自動生成を実現、提供を開始したことを発表。
ロボリサは、利用者がレポート化したい内容を質問すると、データベースに蓄積した情報を参考にしてひな型に文章を流し込み、PowerPoint形式のレポートを生成する。画像生成AIにより、レポート内容に沿った画像も生成・挿入する。また、誤情報が出力される原因を、LLMの処理と情報源の2つに分解し、それぞれ対処することで、誤情報を検知・低減でき、誤情報である可能性が低い文章のみをレポートに含める。実用的な調査レポートの自動作成が可能になれば、経営企画や研究企画・新製品企画など、情報収集を日常的に実施している業務を大幅に軽減できる。
同社は今後、ロボリサの提供を拡大し、法令順守・情報保護・信頼性確保等に引き続き留意しながら、先進的なAIを活用したソリューション・コンサルティングを提供していく。
《SI》
提供:フィスコ