ディスコが一時14%高、23年3月期営業利益は計画上振れ過去最高を更新
ディスコ<6146>が急伸して一時、前日比2090円(14.3%)高の1万6680円に買われ、年初来高値を更新している。20日の取引終了後に発表した23年3月期連結決算が、売上高2841億3500万円(前の期比12.0%増)、営業利益1104億1300万円(同20.7%増)、純利益828億9100万円(同25.2%増)となり、営業利益が従来予想の1032億円を上回り過去最高益となったことが好感されている。
スマートフォンやパソコンなどの消費者向けデバイスの需要減退などで、量産用途の装置は需要の減退が見られたものの、世界的な電気自動車(EV)シフトや脱炭素化の進展を背景にパワー半導体向けは強い需要が継続しており、精密加工装置のグラインダを中心に高水準の出荷が継続した。
同時に24年3月期第1四半期業績予想を発表しており、売上高533億円(前年同期比10.8%減)、営業利益165億円(同23.6%減)、純利益116億円(同27.7%減)を見込む。パワー半導体向けは引き続き高水準の出荷を見込むものの、量産用途の装置需要は引き続き低調を見込むほか、為替想定を円高に見積もっていることにより出荷額の水準が低下する見通しだ。
出所:MINKABU PRESS
スマートフォンやパソコンなどの消費者向けデバイスの需要減退などで、量産用途の装置は需要の減退が見られたものの、世界的な電気自動車(EV)シフトや脱炭素化の進展を背景にパワー半導体向けは強い需要が継続しており、精密加工装置のグラインダを中心に高水準の出荷が継続した。
同時に24年3月期第1四半期業績予想を発表しており、売上高533億円(前年同期比10.8%減)、営業利益165億円(同23.6%減)、純利益116億円(同27.7%減)を見込む。パワー半導体向けは引き続き高水準の出荷を見込むものの、量産用途の装置需要は引き続き低調を見込むほか、為替想定を円高に見積もっていることにより出荷額の水準が低下する見通しだ。
出所:MINKABU PRESS