新興市場銘柄ダイジェスト:TrueDataが一時ストップ高、Aimingは年初来高値
<7342>ウェルスナビ 1269円 +126円
大幅に続伸。ロボアドバイザー「WealthNavi」の預かり資産が8000億円を突破したと発表している。WealthNaviは「長期・積立・分散」の資産運用を自動化し、ETF(上場投資信託)を通じて世界約50カ国の1万2000銘柄に分散投資するサービス。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行うという。預かり資産の増加が素直に評価され、買いが入っているようだ。
<4192>スパイダープラス 563円 +2円
4日ぶり反発。オプティム<3694>と連携してスパイダープラスのサポートセンターによる「遠隔操作支援」を5月17日から提供すると発表している。オプティムのリモートサポートサービス「Optimal Remote」を通じて建設DXサービス「SPIDERPLUS」の画面共有を実現する。カスタマーサポートに問い合わせ中のユーザーと同じ画面を見ることで、より効率的で的確な顧客サポート業務の実現と顧客満足度のさらなる向上を目指す。
<7774>J・TEC 534円 +21円
一時ストップ高。再生医療受託事業(CDMO事業)に係るノウハウを非独占的に親会社の帝人<3401>へ提供するライセンス契約を締結したと発表している。教育研修・実地指導や文書の形で当該事業に係るノウハウを帝人に提供する。ライセンス供与の対価として帝人が実施するCDMO事業の立ち上げ段階に応じたマイルストン対価(総額最大3.7億円)、帝人が実施する同事業の売上と連動したランニングロイヤルティを受領する。
<4883>モダリス 303円 +23円
大幅反発。米国遺伝子細胞治療学会(ASGCT)の年次学会で、筋ジストロフィーの遺伝性疾患の治療に向けた開発をサポートするMDL-101の前臨床データを5月19日(米東部時間)に発表することを明らかにしている。同社が世界で先行するCRISPR(ゲノム編集)を用いたエピジェネティック編集技術が、重篤な遺伝子疾患に対する治療アプローチとして臨床効果を示す可能性について発表する予定。
<4416>TrueData 621円 +63円
一時ストップ高。新サービスとして顧客ロイヤリティ向上ソリューション「Shopping Scan for LINE」の提供を5月から開始すると発表している。ドラッグストアや食品スーパーなど小売業の顧客にポイントカード番号を入力してもらい、LINEアカウントと連携する。ID-POSデータで顧客の購買行動や嗜好などをAIで分析し、小売業のLINE公式アカウントからクーポンやセール情報などを配信することで顧客の満足度を高める。
<3911>Aiming 470円 +39円
年初来高値。スマートフォン向けバトルアクションRPG「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル」の事前登録を開始するとともに、サービス開始日が5月23日に決定したと発表している。全世界80カ国でサービスする。原作は人気ライトノベルで、シリーズ累計発行部数は1200万部を超えるという。今回のバトルアクションRPGの開発は原作10周記念プロジェクトの一つとされている。
《NH》
提供:フィスコ