ティアンドエス---1Q増収・2ケタ増益、ソリューションカテゴリー・半導体カテゴリーの売上高が増加
ティアンドエス<4055>は14日、2023年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の決算を発表した。売上高は前年同期比9.9%増の8.06億円、営業利益は同13.3%増の1.43億円、経常利益は同13.2%増の1.43億円、四半期純利益は同13.7%増の1.00億円となった。
ソリューションカテゴリーの売上高は前年同期比10.0%増の5.92億円となった。主要取引先からの受託開発案件の受注が堅調に推移した。特に、主要取引先からの大型システム開発案件が続いていることが寄与した。
半導体カテゴリーの売上高は同26.7%増の1.74億円となった。半導体工場における保守・運用サービスにおいて、主要取引先からの継続的な受注が順調であることに加え、さらなる増員要請があったことにより従事するエンジニア数が堅調に推移した。
先進技術ソリューションカテゴリーの売上高は同30.9%減の0.39億円となった。前期首にあった大型案件が前年同期に売上計上された反動で、当四半期の売上高が減少しているが、前期から継続している外観検査システム開発が順調に推移し、利益幅も増大した。
2023年11月期通期の業績予想について、売上高は前期比13.6%増の37.00億円、営業利益は同13.3%増の7.00億円、経常利益は同12.3%増の7.03億円、当期純利益は同12.5%増の4.95億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ