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ダウ平均は狭い範囲での振幅 今週から決算が本格化=米国株前半

NY株式17日(NY時間12:38)
ダウ平均   33876.82(-9.65 -0.03%)
ナスダック   12082.06(-41.41 -0.34%)
CME日経平均先物 28535(大証終比:+5 +0.02%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は狭い範囲での振幅が続いている。IT・ハイテク株は売りが優勢となっており、ナスダックは下落。今週から決算が本格化し、株式市場は動向を注視している。FRBの利上げについては、5月FOMCでの0.25%ポイントの利上げを確実視しているほか、6月も利上げが実施されるのではとの観測を織り込む動きが一部出ている。ただ、いまのところ短期金融市場では、6月利上げを20%程度の確率に収まっている状況。

 先週の大手行の決算はJPモルガン<JPM>を始め、預金流出も確認されず、市場もポジティブな反応を示していた。本日も銀行株は買いが先行。今週は残りのバンカメ<BAC>やゴールドマン<GS>、モルガンスタンレー<MS>が発表を予定している。また、今週からハイテクも出始め、テスラ<TSLA>、IBM<IBM>、ネットフリックス<NFLX>などが予定されている。

 米大手銀の集計によると、今期の決算は予想以上に好調なスタートとなっており、第1週目に決算を発表した企業のうち、90%が予想を上回る1株利益を計上した。少なくとも2012年以降最高の達成率だという。

 取引開始前にチャールズ・シュワブ<SCHW>、ステート・ストリート<STT>が決算を発表していたが、ステート・ストリートが大幅安。顧客資金の流出入が予想外の流出となったことが嫌気されている。株式関連で長期の機関投資家やFTF関連の資金が流出している。一方、チャールズシュワブは積極的な自社株買いの一時停止を発表したほか、預金が前年比で30%減少したことから、売り先行で始まったものの、直ぐに買い戻されている。

 アルファベット<GOOG>が下落。韓国のサムスン電子が自社の携帯デバイスのデフォルト検索サービスをマイクロソフト<MSFT>のBingに変更する可能性があると伝わった。NYタイムズ紙が伝えた。アンドロイドのグーグルにとって年間約30億ドルの売上高が危険にさらされているという。

ステート・ストリート<STT> 71.32(-8.71 -10.88%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 52.50(+1.73 +3.41%)

アップル<AAPL> 164.21(-1.00 -0.61%)
マイクロソフト<MSFT> 286.87(+0.73 +0.26%)
アマゾン<AMZN> 102.03(-0.48 -0.47%)
アルファベットC<GOOG> 105.89(-3.57 -3.26%)
テスラ<TSLA> 184.50(-0.50 -0.27%)
メタ・プラットフォームズ<META> 218.31(-3.18 -1.44%)
AMD<AMD> 88.45(-3.30 -3.60%)
エヌビディア<NVDA> 265.62(-1.96 -0.73%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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