貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2216 カンロ

東証S
3,185円
前日比
-40
-1.24%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.0 2.82 2.51 5.41
時価総額 488億円
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カンロ Research Memo(7):コア事業のブランド価値向上・シェアの拡大等に注力


■今後の見通し

● 2023年12月期の業績予想
カンロ<2216>の売上高については、ハードキャンディでは、「金のミルク」「ノンシュガーシリーズ」を主軸に、さらに「健康のど飴」ブランドの再構築を図る。グミでは、主力3ブランド「ピュレグミ」「カンデミーナグミ」「マロッシュ」のシェア拡大を目指す。3月から一部商品の価格改定及び内容量変更を実施し、増収を目指す。利益面については、増収による限界利益の増加を見込むが、原材料価格や工場の諸経費高騰、既存ブランドへの広告宣伝費としての投資、事業領域拡大に向けての人的資本への投資、2022年3月期に得た一過性の収益への反動などにより、2023年3月期は前年並みの利益予想である。

2022年12月期はコロナ禍の回復の兆しが見られ、外出自粛による巣ごもり需要の一辺倒から、オフィスや行楽などの外出需要が徐々に増加し、同社の売上高は増加に転じた。一方で、2023年12月期は、コロナ禍の終息にむけて新しいライフスタイルが生まれ、顧客のニーズが多様化し、先の読みづらい時代に突入していくと見られる。こうした状況を踏まえ、同社は、コア事業における主力ブランドのシェアを拡大しながら、Z世代向け並びに生活者ニーズに応える商品開発を加速するとともに、新規3事業の規模拡大を目指す。

2023年12月期の業績は、売上高が26,900百万円(前期比7.1%増)、営業利益が1,980百万円(同2.4%増)、経常利益が2,000百万円(同0.1%減)、当期純利益は1,370百万円(同1.8%増)と予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《SI》

 提供:フィスコ

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