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ダウ平均は反発 米PPIの伸びが大幅に鈍化 明日は米大手銀の決算=米国株前半

NY株式13日(NY時間12:39)
ダウ平均   33848.55(+202.05 +0.60%)
ナスダック   12115.85(+186.51 +1.56%)
CME日経平均先物 28370(大証終比:+180 +0.64%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。取引開始前に発表になった3月の米生産者物価指数(PPI)の伸びが大幅に鈍化したことで、買いの動きが見られている。前日の米消費者物価指数(CPI)や先週の米雇用統計などを消化し、市場はFOMC委員のコメントを解析して、積極利上げの時代の終着点を見極めようとする中、米株式市場は方向感のない展開を続けている。

 前日の米CPIを受けて市場では、FRBは年内に予想以上のペースで利下げを実施するとの見方を強めている。一方で5月FOMCは0.25%ポイントの利上げを実施するとの見方を有力視している状況。

 市場からは、「株式市場は米CPIに明らかな悪いニュースがなかったことや、FRBが2月と比べてまだハト派的であることから、安心感を得ている」といったコメントも出ている。パウエルFRB議長は2月に、借入コストが市場やFOMC委員が予想するよりも高いピークに達する可能性があることを示唆していた。

 前日公表された3月開催分のFOMC議事録によると、一連の銀行破綻が市場を動揺させた後、FOMC委員は今年の利上げ予想を縮小させ、信用収縮が経済をさらに減速させる可能性に警戒し続けることを強調。FOMC委員は、最近の銀行セクターの動向による潜在的な経済効果についての評価から、年後半から穏やかな景気後退が始まると予想していた。

 明日はJPモルガン<JPM>を始め、米大手銀の決算が取引開始前に発表される。投資家の関心は銀行問題における預金残高の推移と、顧客がより高利回りの代替商品にシフトしているかに注目が集まっているようだ。「第1四半期の1株利益の数字は恐らくあまり重要ではない。むしろ投資家は、現在の市場の混乱が始まって以来、同銀がどの程度預金の恩恵を受けてきたか、そして、それらの資金流入と関連する顧客がどの程度永続的であることを証明できるかが注目される」との指摘も出ている。

 アマゾン<AMZN>が、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウドサービス顧客向けに、生成人工知能(AI)の提供を始めると発表。同社は独自の大規模言語モデルとして、テキストを生成するために設計されたものと、ウェブ検索のパーソナライゼーションなどに役立つ可能性のあるものの2つを発表する予定。一方、マイクロソフトやグーグルのようなチャットボットを発表する予定はないという。

アップル<AAPL> 164.09(+3.99 +2.49%)
マイクロソフト<MSFT> 287.73(+4.24 +1.50%)
アマゾン<AMZN> 101.17(+3.34 +3.41%)
アルファベットC<GOOG> 107.59(+2.37 +2.25%)
テスラ<TSLA> 185.67(+5.13 +2.84%)
メタ・プラットフォームズ<META> 218.54(+4.54 +2.12%)
AMD<AMD> 92.43(+0.10 +0.10%)
エヌビディア<NVDA> 268.02(+3.07 +1.16%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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