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ダウ先物は小幅高 方向感のない展開を続ける=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:50)
ダウ先物 33884(+71.00 +0.21%)
S&P500 4132.75(+13.75 +0.33%)
ナスダック100先物 13021.00(+68.75 +0.53%)

 米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高。先ほど発表になった3月の米生産者物価指数(PPI)の伸びが大幅に鈍化したことで、やや買いの動きが見られている。前日の米消費者物価指数(CPI)や先週の米雇用統計などを消化し、市場はFOMC委員のコメントを解析して、積極利上げの時代の終着点を見極めようとする中、米株式市場は方向感のない展開を続けている。

 前日の米CPIを受けて市場では、FRBは年内に予想以上のペースで利下げを実施するとの見方を強めている。一方で5月FOMCは0.25%ポイントの利上げを実施するとの見方を有力視している状況。

 市場からは、「株式市場は米CPIに明らかな悪いニュースがなかったことや、FRBが2月と比べてまだハト派的であることから、安心感を得ている」といったコメントも出ている。パウエルFRB議長は2月に、借入コストが市場やFOMC委員が予想するよりも高いピークに達する可能性があることを示唆していた。

 前日公表された3月開催分のFOMC議事録によると、一連の銀行破綻が市場を動揺させた後、FOMC委員は今年の利上げ予想を縮小させ、信用収縮が経済をさらに減速させる可能性に警戒し続けることを強調。FOMC委員は、最近の銀行セクターの動向による潜在的な経済効果についての評価から、年後半から穏やかな景気後退が始まると予想していた。

 取引開始前にデルタ航空<DAL>が1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高、1株利益とも予想を下回った。ただ、株価はポジティブな反応。ガイダンスを好感しており、夏の重要な旅行シーズンに向けて予約が順調に推移していることが示された。

米生産者物価指数(3月)21:30
結果 -0.5%
予想 0.0% 前回 0.0%(-0.1%から修正)(前月比)
結果 2.7%
予想 3.1% 前回 4.9%(4.6%から修正)(前年比)
結果 -0.1%
予想 0.3% 前回 0.2%(0.0%から修正)(コア・前月比)
結果 3.4%
予想 4.1% 前回 4.8%(4.4%から修正)(コア・前年比)

(NY時間09:00) 時間外
デルタ航空<DAL> 34.58(+0.84 +2.49%)

アップル<AAPL> 161.37(+1.27 +0.79%)
マイクロソフト<MSFT> 283.51(+0.02 +0.01%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 98.34(+0.51 +0.52%)
アルファベット<GOOG> 105.87(+0.65 +0.62%)
テスラ<TSLA> 182.55(+2.01 +1.11%)
メタ・プラットフォームズ<META> 215.17(+1.17 +0.55%)
AMD<AMD> 92.52(+0.19 +0.21%)
エヌビディア<NVDA> 265.50(+0.55 +0.21%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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