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株価指数先物【引け後コメント】 短期的に仕掛けてくるトレードも限られ、25日線を上回って狭いレンジで推移


大阪6月限
日経225先物 27670 +130 (+0.47%)
TOPIX先物 1977.5 +12.0 (+0.61%)

 日経225先物(6月限)は前日比130円高の2万7670円で取引を終了。寄り付きは2万7640円と、シカゴ日経平均先物清算値(時間外:2万7630円)にサヤ寄せする格好から上昇して始まると、現物の寄り付き直後には2万7740円まで買われる場面が見られた。買い一巡後は、前場中盤にかけて2万7590円まで上げ幅を縮め、その後はこう着感の強い相場展開を継続。後場は概ね2万7610円~2万7660円処の狭いレンジで推移した。

 日経225先物は朝方にオプション権利行使価格の2万7750円に接近した後は上げ幅を縮めたが、25日移動平均線が位置する2万7560円を上回って推移するなか、底堅さが意識されていた。もっとも、市場参加者が限られていたため、東証プライムの売買高は先週末に続いて8億2000万株程度にとどまっており、積極的な売買は手控えられたようだ。

 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がさえない値動きとなり指数の重荷となったものの、東証プライムの騰落銘柄は7割を超える銘柄が上昇したほか、東証業種別指数は33業種中、値下がりは3セクターにとどまっており、全体としては先週の大幅な下げに対する自律反発を見せた格好だった。祝日明けの米国市場の動向を見極めたいとするムードのなか、短期的に仕掛けてくるトレードも限られていたとみられる。

 グローベックスの米株先物では、NYダウ先物が小幅に上昇する一方で、ナスダック100先物は下落しており、ハイテク株への手掛けづらさにつながっていた。また、台湾情勢などを巡る米中関係の緊張も市場心理を神経質にさせている。リスク回避となれば、相対的にややTOPIX優位に傾く展開を想定しておく必要がありそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍だった。一時13.96倍に低下し、支持線として意識されている25日線を下回る場面も見られたが、終値では同線を上回って終えたため、支持線として機能している。週足形状では26週線を挟んだ値動きで推移しており、NT低下なら13週線が位置する13.90倍、NT上昇となれば52週線の14.12倍辺りをにらんだトレンドになろう。

 手口面では、日経225先物はソジェンが1430枚、ドイツが490枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1410枚、野村が570枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが2200枚程度の売り越しに対して、BofAが900枚、JPモルガンが670枚、大和が420枚程度の買い越しだった。

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