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株価指数先物【引け後コメント】 米雇用統計を受けて思惑的な動きとなる可能性も、短期トレードが中心になろう


大阪6月限
日経225先物 27540 +10 (+0.03%)
TOPIX先物 1965.5 +2.5 (+0.12%)

 日経225先物(6月限)は前日比10円高の2万7540円で取引を終了。寄り付きは2万7580円とシカゴ日経平均先物清算値(2万7630円)には届かなかったが、小幅ながら上昇して始まった。ただし、寄り付き直後につけた2万7590円を高値に軟化し、ほどなくして支持線として意識されていた25日移動平均線を下回った。同水準での底堅さは意識されたものの、25日線に上値を抑えられて下落に転じると、ランチタイムで2万7450円まで売られた。ただし、米国で雇用統計の発表を控え、欧米市場が祝日に入るなかでは短期的なトレードが中心とみられ、後場はショートカバーが優勢となり、辛うじてプラス圏を回復した。

 日経225先物は概ね2万7500円~2万7550円辺りでこう着して推移。ひとまず25日線近辺での底堅さは見られたが、海外投資家の参加者が限られていたことが大きな要因であろう。東証プライムの売買高は8億2000万株程度と3月27日以来の10億株割れとなり、売買代金は昨年12月27日以来の2兆円割れと薄商いだった。前日までに持ち高調整は一巡したようだった。

 米雇用統計の発表を受けて、ナイトセッションでは思惑的な動きとなる可能性はあるものの、米国市場が休場となることから、短期筋が中心。そのため、週明けの米国市場の動向を確認してからリバランスの動きを強めてくることになろう。日経225先物は25日線を支持線とした反発が期待される一方で、同線を明確に下放れてくるようだと75日、200日線が位置する2万7000円までのバイアスが強まることも考えられるため、まずは米国市場の反応待ちになる。

 NT倍率は先物中心限月で14.01倍だった。一時13.96倍に低下する場面も見られたが、切り上がる25日線が支持線として機能していた。リバウンド基調を見せてくるようだと、次第に200日線が位置する14.10倍を視野に入れたトレンドを想定したNTロングによるスプレッド狙いが意識されてきそうだ。

 手口面では、日経225先物はドイツが1390枚、ソジェンが760枚、BofAが430枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1420枚、三菱UFJが1240枚、野村が800枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はHSBCが1400枚、ドイツが1350枚、ゴールドマンが460枚程度の売り越しに対して、モルガンSが1090枚、JPモルガンが990枚、BofAが480枚、BNPパリバが410枚程度の買い越しだった。

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