ドーンが軟調、第3四半期大幅増益も利益確定売りに押される
ドーン<2303>が朝高後下げに転じるなど軟調な展開となっている。6日の取引終了後に発表した23年5月期第3四半期累計(22年6月~23年2月)の単体業績は、最終利益が前年同期比19.7%増の2億3100万円だった。直近3カ月間の第3四半期(22年12月~23年2月)では、最終利益は同75.6%増と大幅な増益となったほか、期末一括配当予想の増額修正も発表。これを手掛かり視した買いが入ったが、上昇一服後は利益確定目的の売りが優勢となった。
第3四半期累計の売上高は同18.7%増の9億8400万円だった。映像通報システムや災害情報共有サービス、主力の「NET119緊急通報システム」などのクラウドサービスの契約数が積み上がり、ストック型の利用料収入が順調に増加した。受託開発も順調に推移したという。なお、前期は第4四半期(3~5月)に売上高が偏重したのに対し、今期は第3四半期に偏重する傾向が強くなっているという。
これまで15円としていた期末一括配当の予想は1円増額し、16円に見直した。前期末は記念配当1円を含む14円だった。
出所:MINKABU PRESS
第3四半期累計の売上高は同18.7%増の9億8400万円だった。映像通報システムや災害情報共有サービス、主力の「NET119緊急通報システム」などのクラウドサービスの契約数が積み上がり、ストック型の利用料収入が順調に増加した。受託開発も順調に推移したという。なお、前期は第4四半期(3~5月)に売上高が偏重したのに対し、今期は第3四半期に偏重する傾向が強くなっているという。
これまで15円としていた期末一括配当の予想は1円増額し、16円に見直した。前期末は記念配当1円を含む14円だった。
出所:MINKABU PRESS