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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3683 サイバーリンクス

東証S
744円
前日比
-1
-0.13%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.6 1.08 2.15 13.68
時価総額 84.7億円
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サイバリンクス Research Memo(6):M&Aにより無形固定資産が増加したが、自己資本比率は55.3%へ上昇


■サイバーリンクス<3683>の業績動向

3. 財務状況
2022年12月期末の資産合計は12,705百万円(前期末比3,022百万円増)となった。このうち、流動資産は6,176百万円(同280百万円増)となったが、主に現金及び預金の減少294百万円、受取手形及び売掛金、契約資産の増加595百万円、棚卸資産の増加37百万円などによる。固定資産は6,529百万円(同2,742百万円増)となったが、主に有形固定資産の増加785百万円、無形固定資産の増加1,777百万円、投資その他の資産の増加181百万円などによる。有形固定資産及び無形固定資産の増加は主にシナジー買収に伴うものだが、特に無形固定資産のうち「のれん」の増加は1,321百万円であった。流動負債は2,855百万円(同615百万円増)となったが、主に買掛金の増加135百万円、短期借入金等の増加206百万円、契約負債の増加525百万円などによる。固定負債は2,748百万円(同724百万円増)となったが、主に長期借入金の増加820百万円などによる。この結果、負債合計は5,603百万円(同1,339百万円増)となった。

純資産合計は、7,101百万円(前期末比1,682百万円増)となったが、主に親会社株主に帰属する当期純利益の計上などによる利益剰余金の増加821百万円、シナジー及びドコモショップ2社の買収に伴う資本剰余金の増加854百万円などによる。この結果、2022年12月期末の自己資本比率は55.3%(前期末は55.1%)となった。

4. キャッシュ・フローの状況
2022年12月期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,046百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益1,221百万円、減価償却費530百万円、売上債権の減少28百万円、仕入債務の増加21百万円などで、主な支出は棚卸資産の増加137百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは2,267百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得667百万円、無形固定資産の取得650百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得943百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは534百万円の収入であったが、主な収入は長短借入金の増加660百万円、主な支出は配当金の支払額123百万円などであった。

この結果、期中に現金及び現金同等物は684百万円減少し、現金及び現金同等物の当期末残高は2,258百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《YI》

 提供:フィスコ

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