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2471 エスプール

東証P
324円
前日比
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業績
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PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 256億円
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エスプール---1Q減収なるも、通期計画達成に向けてほぼ計画通りのスタートを切る


エスプール<2471>は4日、2023年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%減の60.89億円、営業利益が同32.5%減の4.52億円、経常利益が同31.9%減の4.54億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同35.4%減の2.88億円となった。

ビジネスソリューション事業の売上高は前年同期比25.3%増の24.99億円、営業利益は同9.8%増の5.33億円となった。障がい者雇用支援サービスにおいては、設備販売の一部が第2四半期にずれこんだが、管理収入が着実に積み上がっており、ほぼ計画通りの進捗となった。ロジスティクスアウトソーシングサービスについては、新センターの開設に向けて新規の営業活動に注力したほか、既存センターの収益改善にも継続的に取り組み増収増益となった。採用支援サービスは、行動制限の緩和に伴い飲食業を中心にサービス業の求人が急増し、売上の回復が進んだ。広域行政BPOサービスについては、拠点開設に積極的に取り組み、順調に業務が拡大しており、売上は倍増の伸びとなった。また、オンライン窓口に関しても自治体からの引き合いが強く、計画を上回るペースでの導入が進んだ。環境支援サービスは、TCFD提言に沿った情報開示の支援業務が拡大したことに加え、カーボンクレジットの販売が計画を上回り、大幅な増収増益となった。

人材ソリューション事業の売上高は同20.5%減の36.15億円、営業利益は同40.6%減の3.21億円となった。主力のコールセンター業務においては、コロナ禍からの回復が鮮明なサービス業を中心に人材獲得競争が厳しさを増しており、派遣需要についても回復の兆しがようやく見え始めてきた。その結果、新規案件の獲得も徐々に進んできたが、新型コロナウイルス感染症に関連したスポット業務の減少分を完全に補うまでには至らなかった。一方、販売支援業務については、主力の通信キャリア関連の派遣ニーズは依然として弱かったが、人手不足が特に深刻となっているホテルや航空関連の業務に注力したことにより売上減少にようやく歯止めをかけることができた。

2023年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.1%増の282.88億円、営業利益が同17.1%増の36.20億円、経常利益が同15.3%増の35.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.2%増の24.27億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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