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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い拡大の可能性低い


4日のドル・円は、東京市場では132円17銭から132円98銭まで反発。欧米市場では133円17銭まで買われた後、131円52銭まで反落し、131円71銭で取引終了。本日5日のドル・円は主に131円台で推移か。米長期金利の低下を意識してリスク選好的なドル買いがただちに強まる可能性は低いとみられる。

米労働省が4日発表した2月雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が993.1万件にとどまり、2021年5月以来の低水準となった。市場予想は1050万件程度だった。この結果を受けて米国債利回りは全般的に低下し、金利見通しを敏感に反映しやすい2年債利回りの下げ幅が目立った。市場参加者の間からは「銀行危機が発生した3月の雇用統計に注目したい」との声が聞かれている。今週7日に発表される3月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比+24万人程度、失業率は3.6%で2月と同水準になると予想されている。3月の雇用統計内容が市場予想とおおむね一致した場合、5月利上げの可能性は高まるとの見方が多いようだ。ただ、「米国の成長見通しが悪化する可能性は残されており、ドルに対する弱気な見方は後退しない」との声も聞かれている。

《CS》

 提供:フィスコ

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