日経平均テクニカル:反発、短期をGC示現
31日の日経平均は反発した。終値は節目の28000円を突破。ローソク足はマドを空けて上昇し、小陽線で引けた。5日移動平均線が25日線を上抜いて短期ゴールデンクロス(GC)を示現したことに加え、パラボリックは買いサイン点灯を開始し、上昇トレンド入りを強く示唆した。週足の一目均衡表では株価の雲上限越えで三役好転を示現しており、買い手優位の形状が一段と鮮明になった。反面、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が121.72%と120%ラインを超えたため、短期的な上昇による反動安圧力にも留意が必要となろう。
《CS》
提供:フィスコ