日経平均は227円高、米物価指標や金融当局者の発言などに関心
日経平均は227円高(14時45分現在)。日経平均寄与度では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>などがプラス寄与上位となっており、一方、コナミG<9766>、トレンド<4704>、川崎汽船<9107>などがマイナス寄与上位となっている。セクターでは、鉄鋼、卸売業、精密機器、輸送用機器、保険業が値上がり率上位、海運業、ゴム製品、食料品、鉱業、陸運業が値下がりしている。
日経平均は底堅いがやや上値が重くなっている。米国では日本時間今晩、2月の米個人所得・個人消費支出(PCE)が発表される。PCE物価指数は米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視しているとされ、市場の関心が高い。このほか、3月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、3月の米消費者態度指数(確報値)も発表される。また、日本時間の明日未明から早朝にかけて、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の討論会参加、クックFRB理事の講演が予定されている。
《SK》
提供:フィスコ