話題株ピックアップ【昼刊】:レーサム、GAテクノ、ソフトバンクG
■レーサム <8890> 1,435円 +180 円 (+14.3%) 11:30現在
レーサム<8890>が急騰。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表した。最終利益の見通しを75億円から84億円(前期比26.7%増)に引き上げたほか、期末一括配当予想はこれまでの50円から55円(前期末比18円増配)に増額しており、好感されたようだ。主力の資産価値創造事業において、大型物件の売却が実現したうえ、想定よりも高い利益率で物件を売却できたことなどが寄与する。一方、売上高の見通しは800億円から675億円(同1.3%減)に見通しを引き下げた。
■プロジェクトカンパニー <9246> 5,260円 +345 円 (+7.0%) 11:30現在
プロジェクトカンパニー<9246>が反発した。28日の取引終了後、SES事業を展開するアルトワイズ(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。事業の拡大につながるとの期待から、買いを集めたようだ。プロカンはアルトワイズの子会社化により、テクノロジー領域に精通したエンジニア人材を拡充し、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援の一層の強化が可能になると見込む。
■GAテクノ <3491> 1,248円 +78 円 (+6.7%) 11:30現在
GA technologies<3491>は上げ幅を拡大した。この日、不動産領域における「チャットGPT」活用の検討を開始したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。同社は2017年4月に、自社内研究開発部門であるAI Strategy Centerを設立し、家賃予測や販売図面の自動読み取りなどの機能開発を進めてきた。チャットGPTに関しては今後、賃貸・売買・投資などの不動産取引や、不動産投資におけるオーナーや購入検討者に向けたサービスでの活用を検討していくという。
■ソフトバンクグループ <9984> 5,135円 +247 円 (+5.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
ソフトバンクグループ<9984>は強弱観対立も値ごろ感からの押し目買いが観測され、3日ぶり反発。前日までの直近12営業日で上昇した日は2営業日しかなく、サイコロジカルラインは2勝10敗となっていた。米シリコンバレーバンク(SVB)の引受先も決まり金融不安は遠のいたが、米ベンチャー企業への投資に積極的な同社にとって、今回の相次ぐ米銀破綻は株価にネガティブに作用している。ここ米国では再び金利上昇傾向が強まっており、ナスダック総合株価指数の上げ足が鈍くなっていることが警戒材料。株価は3月15日に終値でフシ目の5000円大台を割り込み、その後は4000円台での着地が続いていたが、きょうは寄り付きで大台を回復した。前日の米国株市場で同社が出資するアリババ集団<BABA>の株価が急騰したことが手掛かり材料となったようだ。信用買い残は直近週こそ減少しているものの、株価の下落過程で残高を増やしており株式需給面では荷もたれ感がある。
■サンクゼール <2937> 4,240円 +160 円 (+3.9%) 11:30現在
サンクゼール<2937>が続伸している。同社は28日取引終了後、新規事業として「冷凍食品及び輸入食品を中心とした小売り事業」を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。新規事業のブランド名は「MeKEL(メケル)」で、冷凍食品とアジアなどの食品を中心とする小売り事業。ジャムやパスタソースなど洋の商品を取り扱う「サンクゼール」や和食材が中心の「久世福商店」と比べて低い価格帯で、主なターゲットとして増加傾向にある共働き世帯やシニア世帯を想定している。なお、事業開始は8~9月ごろを予定しているという。
■サイボウズ <4776> 3,005円 +72 円 (+2.5%) 11:30現在
サイボウズ<4776>が4日ぶりに反発した。28日の取引終了後、23年2月度の月次業績について発表した。売上高は前年同月比17.1%増の20億700万円、営業利益は同78.6%増の5億1100万円となった。好調を維持していることを評価した買いが入ったようだ。クラウド関連事業の売上高は同22.5%増の17億4600万円だった。
■INPEX <1605> 1,395円 +26 円 (+1.9%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。28日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比0.39ドル高の1バレル=73.20ドルに上昇した。イラク北部のクルド人自治区からの原油輸出が一部停止されたことに伴う供給懸念を材料視する買いが続いた。また、金融システム不安が後退し、リスク回避ムードが薄らいだことも原油価格を押し上げた。
■ハウス食品グループ本社 <2810> 2,830円 +52 円 (+1.9%) 11:30現在
ハウス食品グループ本社<2810>は6連騰。28日の取引終了後、家庭用香辛料製品の価格改定を発表した。業績面でのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。対象となるのは、ねりスパイスと洋風スパイス、シーズニングの製品カテゴリーの349品で、希望小売価格を平均で13.3%値上げする。7月1日の納品分から改定する。
■飯田GHD <3291> 2,164円 +33 円 (+1.6%) 11:30現在
飯田グループホールディングス<3291>など住宅関連株が堅調に推移している。29日付の日本経済新聞朝刊は「政府は子育て世帯に対し、住宅金融支援機構の住宅ローン『フラット35』の金利を引き下げる優遇策を設ける方向で調整に入った」と報じた。月内にまとめる少子化対策のたたき台に盛り込む見通しという。子育て世代の住宅取得意欲の高まりによる業績への好影響を期待した買いが入ったようだ。オープンハウスグループ<3288>や三栄建築設計<3228>が上昇。住友林業<1911>や積水ハウス<1928>、大和ハウス工業<1925>などがしっかり。
■トーエネック <1946> 3,370円 -60 円 (-1.8%) 11:30現在
トーエネック<1946>が4日ぶりに反落。同社は28日取引終了後、23年3月期の連結最終損益を33億円の赤字から50億円の赤字(前期は82億8300万円の黒字)に下方修正した。個別評価債権の一部に約15億円の貸倒引当金繰入額を特別損失として計上するほか税金費用の負担額が増加することなどが響く。同時に今期の期末配当を従来予想から45円減の50円として、年間配当は95円(前期比40円減)とすることを発表したことも嫌気された。
■ピアラ <7044> 676円 +100 円 (+17.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ピアラ<7044>はカイ気配。28日の取引終了後、新たな中期経営計画を策定したと発表した。2025年に営業利益10~15億円、営業利益率7%以上、EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)12~17億円を目指すとしており、好感されたようだ。通販DX関連での取引高の向上と、マーケティングDX関連の収益向上などを目指す方針。あわせて同社は、ウェブ3.0のクリエーターエコノミーの実現に向け、タレントやIP(知的財産)コンテンツホルダーなどに対し収益向上を図るための活動を支援するプラットフォーム「サイバースター」を4月2日にオープンするとも発表している。
■アクシスC <9344> 3,080円 +326 円 (+11.8%) 一時ストップ高 11:30現在
アクシスコンサルティング<9344>が一時500円高はストップ高となる3255円をつけた。同社株は前日28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、ハイエンド人材領域における人材紹介事業を主力展開する。業績内容が良くビジネスモデルも時流に乗るが、ロックアップ条項の価格解除がない点でセカンダリーで上値を買いやすい銘柄という見方が市場で広がっていた。23年6月期業績は営業利益段階で前期比22%増の6億900万円を見込む。前日は1950円の公開価格に対し55%高の3030円で初値を形成、その後に3580円まで上値を伸ばしたが、引けにかけ値を崩し初値を下回って着地した。きょうは業績内容が着目され一気に買い直される展開となっている。
■ブイ・テクノロジー <7717> 2,689円 +232 円 (+9.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ブイ・テクノロジー<7717>がカイ気配スタートで大幅高となった。同社は液晶や有機ELディスプレーの検査装置や露光装置などを手掛けている。足もとの業績は低迷しているが株価面では21年1月を頂点とする2年以上にわたる長期下落トレンドを経て底入れムードも漂う。そうしたなか、28日取引終了後に、同社が参加した海外大手ディスプレーメーカーが実施する新工場の競争入札で、検査装置と露光装置で約100億円の大口受注を落札したことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。
■ブレインパッド <3655> 740円 +56 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
ブレインパッド<3655>が大幅高、大底圏もみ合いから満を持して上放れる動きをみせている。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現後に中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を上回りつつあり、トレンド転換を示唆している。人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析を武器に経営コンサルティングを展開、高度なデジタル人材の育成で先駆していることも同社の強みとなっている。業績は買収コスト負担で利益こそ伸び悩んでいるもののトップラインは破竹の勢いで拡大路線を走り続けている。24年6月期決算はデータ・コンサルティング需要の開拓で業績回復色を強める見通し。
■スタティアH <3393> 1,515円 +102 円 (+7.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
スターティアホールディングス<3393>は反発。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の上方修正を発表し、営業利益の見通しを15億1000万円から17億円(前期比4.9倍)に引き上げた。期末配当予想もこれまでの35円から1円増額し36円(記念配当3円を含む前期末実績比26円増配)に見直した。これらを好感した買い注文が集まったようだ。今期の売上高の見通しは198億円から199億円(同24.3%増)に上方修正した。ITインフラ関連事業では、情報セキュリティーの主力製品であるUTM(統合脅威管理)を中心としたネットワーク機器の導入などのソリューション案件に顧客の需要が集まり、収益性の向上に寄与した。今期の年間配当予想は41円となる。前期の年間配当は記念配当3円を含めて14円だった。
●ストップ高銘柄
セレンHD <7318> 1,320円 +300 円 (+29.4%) ストップ高 11:30現在
櫻護謨 <5189> 3,895円 +700 円 (+21.9%) ストップ高 11:30現在
シルバエッグ <3961> 1,093円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
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レーサム<8890>が急騰。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表した。最終利益の見通しを75億円から84億円(前期比26.7%増)に引き上げたほか、期末一括配当予想はこれまでの50円から55円(前期末比18円増配)に増額しており、好感されたようだ。主力の資産価値創造事業において、大型物件の売却が実現したうえ、想定よりも高い利益率で物件を売却できたことなどが寄与する。一方、売上高の見通しは800億円から675億円(同1.3%減)に見通しを引き下げた。
■プロジェクトカンパニー <9246> 5,260円 +345 円 (+7.0%) 11:30現在
プロジェクトカンパニー<9246>が反発した。28日の取引終了後、SES事業を展開するアルトワイズ(東京都千代田区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。事業の拡大につながるとの期待から、買いを集めたようだ。プロカンはアルトワイズの子会社化により、テクノロジー領域に精通したエンジニア人材を拡充し、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援の一層の強化が可能になると見込む。
■GAテクノ <3491> 1,248円 +78 円 (+6.7%) 11:30現在
GA technologies<3491>は上げ幅を拡大した。この日、不動産領域における「チャットGPT」活用の検討を開始したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。同社は2017年4月に、自社内研究開発部門であるAI Strategy Centerを設立し、家賃予測や販売図面の自動読み取りなどの機能開発を進めてきた。チャットGPTに関しては今後、賃貸・売買・投資などの不動産取引や、不動産投資におけるオーナーや購入検討者に向けたサービスでの活用を検討していくという。
■ソフトバンクグループ <9984> 5,135円 +247 円 (+5.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
ソフトバンクグループ<9984>は強弱観対立も値ごろ感からの押し目買いが観測され、3日ぶり反発。前日までの直近12営業日で上昇した日は2営業日しかなく、サイコロジカルラインは2勝10敗となっていた。米シリコンバレーバンク(SVB)の引受先も決まり金融不安は遠のいたが、米ベンチャー企業への投資に積極的な同社にとって、今回の相次ぐ米銀破綻は株価にネガティブに作用している。ここ米国では再び金利上昇傾向が強まっており、ナスダック総合株価指数の上げ足が鈍くなっていることが警戒材料。株価は3月15日に終値でフシ目の5000円大台を割り込み、その後は4000円台での着地が続いていたが、きょうは寄り付きで大台を回復した。前日の米国株市場で同社が出資するアリババ集団<BABA>の株価が急騰したことが手掛かり材料となったようだ。信用買い残は直近週こそ減少しているものの、株価の下落過程で残高を増やしており株式需給面では荷もたれ感がある。
■サンクゼール <2937> 4,240円 +160 円 (+3.9%) 11:30現在
サンクゼール<2937>が続伸している。同社は28日取引終了後、新規事業として「冷凍食品及び輸入食品を中心とした小売り事業」を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。新規事業のブランド名は「MeKEL(メケル)」で、冷凍食品とアジアなどの食品を中心とする小売り事業。ジャムやパスタソースなど洋の商品を取り扱う「サンクゼール」や和食材が中心の「久世福商店」と比べて低い価格帯で、主なターゲットとして増加傾向にある共働き世帯やシニア世帯を想定している。なお、事業開始は8~9月ごろを予定しているという。
■サイボウズ <4776> 3,005円 +72 円 (+2.5%) 11:30現在
サイボウズ<4776>が4日ぶりに反発した。28日の取引終了後、23年2月度の月次業績について発表した。売上高は前年同月比17.1%増の20億700万円、営業利益は同78.6%増の5億1100万円となった。好調を維持していることを評価した買いが入ったようだ。クラウド関連事業の売上高は同22.5%増の17億4600万円だった。
■INPEX <1605> 1,395円 +26 円 (+1.9%) 11:30現在
INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が高い。28日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比0.39ドル高の1バレル=73.20ドルに上昇した。イラク北部のクルド人自治区からの原油輸出が一部停止されたことに伴う供給懸念を材料視する買いが続いた。また、金融システム不安が後退し、リスク回避ムードが薄らいだことも原油価格を押し上げた。
■ハウス食品グループ本社 <2810> 2,830円 +52 円 (+1.9%) 11:30現在
ハウス食品グループ本社<2810>は6連騰。28日の取引終了後、家庭用香辛料製品の価格改定を発表した。業績面でのポジティブな影響を期待した買いが入ったようだ。対象となるのは、ねりスパイスと洋風スパイス、シーズニングの製品カテゴリーの349品で、希望小売価格を平均で13.3%値上げする。7月1日の納品分から改定する。
■飯田GHD <3291> 2,164円 +33 円 (+1.6%) 11:30現在
飯田グループホールディングス<3291>など住宅関連株が堅調に推移している。29日付の日本経済新聞朝刊は「政府は子育て世帯に対し、住宅金融支援機構の住宅ローン『フラット35』の金利を引き下げる優遇策を設ける方向で調整に入った」と報じた。月内にまとめる少子化対策のたたき台に盛り込む見通しという。子育て世代の住宅取得意欲の高まりによる業績への好影響を期待した買いが入ったようだ。オープンハウスグループ<3288>や三栄建築設計<3228>が上昇。住友林業<1911>や積水ハウス<1928>、大和ハウス工業<1925>などがしっかり。
■トーエネック <1946> 3,370円 -60 円 (-1.8%) 11:30現在
トーエネック<1946>が4日ぶりに反落。同社は28日取引終了後、23年3月期の連結最終損益を33億円の赤字から50億円の赤字(前期は82億8300万円の黒字)に下方修正した。個別評価債権の一部に約15億円の貸倒引当金繰入額を特別損失として計上するほか税金費用の負担額が増加することなどが響く。同時に今期の期末配当を従来予想から45円減の50円として、年間配当は95円(前期比40円減)とすることを発表したことも嫌気された。
■ピアラ <7044> 676円 +100 円 (+17.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ピアラ<7044>はカイ気配。28日の取引終了後、新たな中期経営計画を策定したと発表した。2025年に営業利益10~15億円、営業利益率7%以上、EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)12~17億円を目指すとしており、好感されたようだ。通販DX関連での取引高の向上と、マーケティングDX関連の収益向上などを目指す方針。あわせて同社は、ウェブ3.0のクリエーターエコノミーの実現に向け、タレントやIP(知的財産)コンテンツホルダーなどに対し収益向上を図るための活動を支援するプラットフォーム「サイバースター」を4月2日にオープンするとも発表している。
■アクシスC <9344> 3,080円 +326 円 (+11.8%) 一時ストップ高 11:30現在
アクシスコンサルティング<9344>が一時500円高はストップ高となる3255円をつけた。同社株は前日28日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄で、ハイエンド人材領域における人材紹介事業を主力展開する。業績内容が良くビジネスモデルも時流に乗るが、ロックアップ条項の価格解除がない点でセカンダリーで上値を買いやすい銘柄という見方が市場で広がっていた。23年6月期業績は営業利益段階で前期比22%増の6億900万円を見込む。前日は1950円の公開価格に対し55%高の3030円で初値を形成、その後に3580円まで上値を伸ばしたが、引けにかけ値を崩し初値を下回って着地した。きょうは業績内容が着目され一気に買い直される展開となっている。
■ブイ・テクノロジー <7717> 2,689円 +232 円 (+9.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ブイ・テクノロジー<7717>がカイ気配スタートで大幅高となった。同社は液晶や有機ELディスプレーの検査装置や露光装置などを手掛けている。足もとの業績は低迷しているが株価面では21年1月を頂点とする2年以上にわたる長期下落トレンドを経て底入れムードも漂う。そうしたなか、28日取引終了後に、同社が参加した海外大手ディスプレーメーカーが実施する新工場の競争入札で、検査装置と露光装置で約100億円の大口受注を落札したことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。
■ブレインパッド <3655> 740円 +56 円 (+8.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位
ブレインパッド<3655>が大幅高、大底圏もみ合いから満を持して上放れる動きをみせている。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現後に中長期波動の分水嶺である75日移動平均線を上回りつつあり、トレンド転換を示唆している。人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析を武器に経営コンサルティングを展開、高度なデジタル人材の育成で先駆していることも同社の強みとなっている。業績は買収コスト負担で利益こそ伸び悩んでいるもののトップラインは破竹の勢いで拡大路線を走り続けている。24年6月期決算はデータ・コンサルティング需要の開拓で業績回復色を強める見通し。
■スタティアH <3393> 1,515円 +102 円 (+7.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
スターティアホールディングス<3393>は反発。28日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想の上方修正を発表し、営業利益の見通しを15億1000万円から17億円(前期比4.9倍)に引き上げた。期末配当予想もこれまでの35円から1円増額し36円(記念配当3円を含む前期末実績比26円増配)に見直した。これらを好感した買い注文が集まったようだ。今期の売上高の見通しは198億円から199億円(同24.3%増)に上方修正した。ITインフラ関連事業では、情報セキュリティーの主力製品であるUTM(統合脅威管理)を中心としたネットワーク機器の導入などのソリューション案件に顧客の需要が集まり、収益性の向上に寄与した。今期の年間配当予想は41円となる。前期の年間配当は記念配当3円を含めて14円だった。
●ストップ高銘柄
セレンHD <7318> 1,320円 +300 円 (+29.4%) ストップ高 11:30現在
櫻護謨 <5189> 3,895円 +700 円 (+21.9%) ストップ高 11:30現在
シルバエッグ <3961> 1,093円 +150 円 (+15.9%) ストップ高 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
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