【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月13日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、昨晩の日経225先物が下げたことで、本日の寄り付き値が下放れて始まる公算です。
昨日の下げで上値の重さを示し、寄り付きでの下放れで、弱気の流れへ入っていることを示します。
本日の価格が下げると、11月7日高値の3万9884円が戻り高値となって、現在が下値を試す流れへ入っていると考えられることから、その後はしばし上値重い動きになると考えられます。
現在が上昇の流れの途中で、目先、すぐに10月15日高値の4万0257円を超える動きになる可能性があるなら、本日は弱気の流れを払拭する上げ場面となって、11月7日高値の3万9884円以上に上昇する公算です。
この場合、本日は寄り付き後、すぐに上昇を開始して、一気に3万9884円以上を目指す展開が考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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