貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

9501 東電HD

東証P
532.7円
前日比
-0.9
-0.17%
PTS
534円
23:08 12/04
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.23 33.33
時価総額 8,561億円
比較される銘柄
中部電, 
関西電, 
東北電

銘柄ニュース

戻る
 

スカラ Research Memo(2):M&Aで事業領域を拡大、成長を続けるIT開発・サービス企業


■会社概要

1. 会社沿革
スカラ<4845>は、1991年12月にデータベースサービスの販売代理店として創業し、1999年に三井情報開発(株)(現 三井情報(株))からメインフレーム用のデータベース管理システム「Model204」※のサポートサービスを顧客も含めて引き継いだことを契機として業績を拡大していった。

※米国Computer Corporation of America及びSirius Software(現 Rocket Software)が開発したDBMSで、国内では日本銀行<8301>や東京電力ホールディングス<9501>などの大企業が顧客となっていたが、市場環境の変化により需要がなくなり2016年秋にサービスを終了した。


2000年に入って、企業の情報システムがメインフレームからクライアント/サーバー型へ移行するなかで、同社は成長を続けるために事業構造の転換が必要と判断し、2001年の株式上場時に調達した資金を活用してM&A戦略によって事業を拡大した。SaaS/ASPの自社サービスを幅広く展開し、ストック収益モデルにより収益を着実に拡大したことにより、2014年には東証1部銘柄に指定された。

2019年以降は中期経営計画「COMMIT5000」で掲げた価値共創プラットフォームの構築に向け、同年7月に(株)スカラパートナーズを設立し、10月には経営コンサルティング及びIR支援を行うジェイ・フェニックス・リサーチ(株)、2020年4月には人材・教育事業を展開するグリットグループホールディングス(株)を相次いで子会社化した。直近では2022年2月にITシステム開発会社のエッグ、同年4月に少額短期保険会社の日本ペット少額短期保険を子会社化している。

また、同社は機動的な経営を行うために2004年に持株会社体制に移行しており、2016年6月期から国際財務報告基準(IFRS)に基づく業績開示を開始、2022年4月の東証市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NS》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均