ケアネット Research Memo(9):2023年12月期の配当金は1株当たり6.0円の配当を予定
■株主還元策
ケアネット<2150>は株主への利益還元を重要政策の1つと認識しており、適時配当を実施している。配当については各期の経営成績と事業への投資に備えるための内部留保の充実とのバランスを勘案しながら、安定配当を基本に決定する方針となっており、2022年12月期は1株当たり6.0円(配当性向14.4%)の配当を実施することとした。2023年12月期の配当についても6.0円の配当を予定しており、収益成長による企業価値の向上と配当金の継続により株主に報いる方針を明確に示している。同社は中期経営計画による成長方針を明確に打ち出し、配当性向15%を一つの目途とした安定配当を継続していることから、中長期的な株価向上に対する蓋然性は高いと弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
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提供:フィスコ