西松建が続落、国内有力証券は「ニュートラル」に引き下げ
西松建設<1820>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングを「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げた。目標株価は5100円から3800円に見直した。新中期経営計画で発表した配当性向目標70%は、他銘柄と比較して高い水準で注目できる、と指摘。ただ、24年3月期以降は、建築が資材価格の上昇の影響などで低水準なマージンが継続し、国内土木、開発不動産の高採算案件も縮小すると予想し、23年3月期以降の業績予想を下方修正している。こうしたなか、同証券では「短期的には24年3月期配当に対するビジビリティ(視認性)は高まり難い」とし、株価の上昇余地は限定的としてレーティングを引き下げている。
出所:MINKABU PRESS
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