東エレクが一時1300円超の上昇、サムスンの巨額投資表明で関連株に追い風意識
東京エレクトロン<8035>が続伸。一時1300円を超える上昇で4万8000円台まで上値を伸ばす場面があった。前日の米国株市場では欧州株安を引き継いでNYダウが反落したが、後半は戻り足をみせ、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅ながらプラス圏で着地した。半導体関連株もインテル<INTC>やエヌビディア<NVDA>が高く引けるなど底堅さを発揮しており、東京市場でも主力どころをはじめ広範囲に買いが入っている。直近では、韓国サムスン電子が日本円にして約31兆円を投じ、受託生産の新拠点を建設する方針を表明している。その一方で、韓国のユン・ソンニョル大統領が日本、米国、台湾によるサプライチェーン協力に期待を示しているとの日本経済新聞報道(16日付)もあり、半導体設備投資関連企業に恩恵が及ぶとの思惑も浮上している。
出所:MINKABU PRESS
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