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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米引き締め加速期待の後退や米ロの緊張で


15日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。米経済指標が低調な内容となれば引き締め加速期待は後退し、ドル売り基調に振れやすい。一方、米国とロシアの緊張が高まっており、リスク回避の円買いが進む可能性もあろう。

前日海外市場で米銀破たんによる金融システムへの過度な不安は和らぎ、株高・金利高・ドル高に振れた。ユーロ・ドルは1.07ドル半ばに浮上し、ドル・円は134円90銭まで値を切り上げた。この日発表された米消費者物価指数(CPI)はコア指数が前月比で小幅に上昇し、ドル買いが強まる場面もあった。本日アジア市場は米10年債利回りと米2年債利回りの上昇一服でドル買いはいったん収束し、一時134円付近に値を下げた。

この後の海外市場は米経済指標が材料視される。今晩発表の生産者物価指数(PPI)は前回から伸びの鈍化が予想されるほか、小売売上高はマイナスに転じる見通し。想定通り低調な内容となれば、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け利上げ幅再拡大の観測は後退しドル売り基調に振れやすい。一方、米国の無人偵察機とロシアの戦闘機が黒海上空で衝突した問題で両国の緊張が高まる可能性から、安全通貨の円は売りづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・1月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、12月:-1.1%)
・21:30 米・2月小売売上高(前月比予想:-0.4%、1月:+3.0%)
・21:30 米・2月生産者物価指数(前月比予想:+0.3%、1月:+0.7%)
・21:30 米・3月NY連銀製造業景気指数(予想:-7.8、2月:-5.8)
・23:00 米・3月NAHB住宅市場指数(予想:40、2月:42)
・23:00 米・1月企業在庫(前月比予想:0.0%、12月:+0.3%)
・05:00 米・1月対米証券投資収支(ネット長期有価証券)(12月:+1528億ドル)

《CS》

 提供:フィスコ

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