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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米引き締め加速期待は後退もCPIにらみ


13日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米シリコンバレー銀行などの破たんを受け、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速の期待は後退。ただ、明日の消費者物価指数(CPI)をにらみ、ドルは売りづらい面もあろう。

前週末に発表された米雇用統計は強弱まちまちながら、FRBの利上げ加速を後押しする内容にはならず、ドル買いは後退。そこへシリコンバレー銀行の経営破たんが発表されると、リスク回避ムードにより資金は国債市場に向かい、ドル売り優勢の展開に。週明けアジア市場ではFRBの流動性確保の措置が発表され、リスク回避の円買いを抑制。ただ、米引き締め観測の縮小によるドル売り、金融システム不安による円買いに振れた。

この後の海外市場は連鎖的な破たんが注視される。FRBは流動性確保の措置を決定したが、不十分との見方もある。引き続き金融システム不安を背景に、リスク回避の円買いに振れやすい。また、FRBの今後の引き締め政策にも影響するとみられ、ドル売りの地合いが続く見通し。ただ、明日発表予定の米CPIを見極めたいムードが広がりそうだ。ドル・円は円買い圧力で下押しされるものの、ドル売りは抑制され、下げづらい展開とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

《CS》

 提供:フィスコ

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