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今日の為替市場ポイント:日米金利差のさらなる拡大を想定してドル買い継続の可能性


8日のドル・円は、東京市場では137円06銭から137円91銭まで上昇。欧米市場では137円67銭から136円48銭まで下落したが、137円36銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に137円台で推移か。日米金利差のさらなる拡大を想定してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

8日の米国債市場では、政策金利の変動に対して敏感に反応する2年債利回りが主に上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言で、利上げ幅拡大の可能性を維持したことが要因。この日発表された2月ADP雇用統計は市場予想を上回っており、米労働市場が逼迫していることが示された。大半の市場参加者は今月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5ポイント幅の利上げが実施されると予想しているが、5月と6月にも合計0.5ポイント以上の利上げが実施される可能性がある。利上げ継続を想定して2年債利回りは一段と上昇し、10年債利回りとの格差は1981年以来の水準まで拡大している。一般的に逆イールド現象は景気後退入りを示唆すると解釈されるが、米金融当局が2%レベルのインフレ目標を変更しない場合、2年-10年の逆イールド現象は利下げ開始時点まで続く可能性がありそうだ。

《CS》

 提供:フィスコ

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