自社株買いが典型的な季節的傾向を下回る=米国株
米大手銀のストラテジストによると、米株式市場での自社株買いはここ5週間、典型的な季節的傾向を下回っており、新たな自社株買いの発表もまばらだと指摘している。今年の自社株買いは1月に力強いスタートを切ったものの、年初から現在までで、S&P500企業の時価総額の0.047%のトレンドが続いており、昨年の同時期の0.049%を僅かに下回っているという。
先週は、機関投資家とヘッジファンドが4週間ぶりに株式を購入した一方、個人投資家が唯一の売り手となり、2週間ぶりに株式を売却したと述べている。
大半のセクターの株式が買われ、IT・ハイテク、金融、素材に資金が流入。一方、ヘルスケアと産業用機械からは流出したとも報告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
先週は、機関投資家とヘッジファンドが4週間ぶりに株式を購入した一方、個人投資家が唯一の売り手となり、2週間ぶりに株式を売却したと述べている。
大半のセクターの株式が買われ、IT・ハイテク、金融、素材に資金が流入。一方、ヘルスケアと産業用機械からは流出したとも報告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美