大阪金見通し:上昇か、米長期金利の低下映すも上値は重い展開へ
大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8080円(前日日中取引終値↑27円)
・想定レンジ:上限8120円-下限8040円
6日の大阪取引所金標準先物(期先:24年4月限)は上昇しそうだ。先週末の海外市場で米長期金利が低下したことを受け、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から、金は買われやすくなっている。一方、外為市場で1ドル=135円90銭台と、先週末3日15時頃に比べ60銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識されやすい面もある。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら、上値は重い展開となりそうだ。
《SK》
提供:フィスコ