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NY外為:ドル・円一目均衡表の雲を上回る水準で推移、日米金利差拡大観測根強く


 NY外為市場でドル・円は朝方137円09銭まで上昇後、伸び悩むも136円台後半で堅調推移が継続した。日米金利差拡大観測に伴うドル買い・円売りに拍車がかかった。一目均衡表の雲を上回る水準で推移しており、重要な節目である200日移動平均水準を目指す展開が継続か。

朝方発表された米10-12月期単位労働コスト改定値は前期比年率+3.2%と、伸びは速報値+1.1%から予想以上に上方修正された。伸びはマイナスとなった21年1-3月期以降で最低。様々な調整が響いたとされている。また、先週分新規失業保険申請件数(2/25)は2000件減の19万件と、前回19.2万件から増加予想に反し減少し7週連続で20万件割れ。労働市場が依然ひっ迫、賃金の伸びも依然強く、賃金インフレがあらたなインフレ要因として浮上した。高インフレの抑制が想定されていた程速やかに進んでいないことが明らかになっており、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な利上げ観測が一段と強まった。3月連邦公開市場委員会(FOMC)で再び利上げ加速の思惑も浮上。

一方で、関係筋によると、日銀は黒田総裁が率いる現体制下で最後となる9日、10日の金融政策決定会合では12月に決定したイールドカーブコントロール(YCC)政策修正の効果を見極めるため現行政策を据え置く見込みで、円売りが継続した。

《KY》

 提供:フィスコ

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