東京株式(寄り付き)=売り先行、米株安受け手控えムード
27日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比130円安の2万7322円と反落。
前週末の欧州株市場が全面安商状に売られたほか、米国株市場でも幅広い銘柄にリスク回避目的の売りが広がり、NYダウなど主要株価指数が大幅下落した。これを受けて東京市場でも投資家心理が冷やされ、日経平均は下値を試す展開を強いられている。米国では発表された経済指標が事前予想を上回る強い内容であったことから、FRBによる金融引き締め長期化に対する警戒感が再燃している。米長期金利が再び上昇傾向を強めるなか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率が大きく、グロース(成長)株には向かい風が強い。ただ、外国為替市場ではドル買いが加速し、急速に円安方向に振れていることで、これが下値支えの材料となる可能性もある。
出所:MINKABU PRESS
前週末の欧州株市場が全面安商状に売られたほか、米国株市場でも幅広い銘柄にリスク回避目的の売りが広がり、NYダウなど主要株価指数が大幅下落した。これを受けて東京市場でも投資家心理が冷やされ、日経平均は下値を試す展開を強いられている。米国では発表された経済指標が事前予想を上回る強い内容であったことから、FRBによる金融引き締め長期化に対する警戒感が再燃している。米長期金利が再び上昇傾向を強めるなか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率が大きく、グロース(成長)株には向かい風が強い。ただ、外国為替市場ではドル買いが加速し、急速に円安方向に振れていることで、これが下値支えの材料となる可能性もある。
出所:MINKABU PRESS