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伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 2月26日版
日経平均株価は3月に2万6000円まで下げる公算
1. NYダウは3万ドルを目指す流れへ入っている
図1は、 NYダウの終値の折れ線グラフです。図中の数値は、日々の4本値を考慮した値段になっています。
NYダウは、前週末に終値で1月20日の安値3万2948ドルを割れて、1月13日以降が上値、下値を切り下げるはっきりとした弱気の流れを形成しています。
前週末は、昨年12月の安値3万2573ドルを前に下値を支えられる展開となったため、目先は3万2573ドル前後で下値堅く推移する可能性がありますが、そうなっても弱気の流れの変化を示すわけではないので、一時的な反発を経過した後、3万2573ドルを割る動きになる公算です。
チャートでは、3万2573ドルを割ると、昨年12月の高値3万4712ドルと、本年1月の高値3万4342ドルでダブル・トップを完成します。そうなると、その後は上昇の始点となっている昨年10月13日の安値2万8660ドルを目指す動きになる可能性が大きくなります。NYダウは、3月の変動幅が大きくなりやすいため、3万2573ドルを割れて、弱気の流れを確認するなら、一気に3万ドル以下まで下げると考えられます。
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1. NYダウは3万ドルを目指す流れへ入っている
図1は、 NYダウの終値の折れ線グラフです。図中の数値は、日々の4本値を考慮した値段になっています。
NYダウは、前週末に終値で1月20日の安値3万2948ドルを割れて、1月13日以降が上値、下値を切り下げるはっきりとした弱気の流れを形成しています。
前週末は、昨年12月の安値3万2573ドルを前に下値を支えられる展開となったため、目先は3万2573ドル前後で下値堅く推移する可能性がありますが、そうなっても弱気の流れの変化を示すわけではないので、一時的な反発を経過した後、3万2573ドルを割る動きになる公算です。
チャートでは、3万2573ドルを割ると、昨年12月の高値3万4712ドルと、本年1月の高値3万4342ドルでダブル・トップを完成します。そうなると、その後は上昇の始点となっている昨年10月13日の安値2万8660ドルを目指す動きになる可能性が大きくなります。NYダウは、3月の変動幅が大きくなりやすいため、3万2573ドルを割れて、弱気の流れを確認するなら、一気に3万ドル以下まで下げると考えられます。
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